兄妹姉妹が同じタイミングで生まれてくる双子。「赤ちゃんが同時に二人も!」となる双子の育児はとても大変ですが、それでもかわいい双子の赤ちゃんが欲しいと思うママもいるかもしれません。
今回はそんな「双子欲しい」と思うママへ、
- 双子が生まれる確率
- 双子あるあるのリアルな育児話
- 双子あるあるの癒し育児エピソード
をご紹介します。今双子育児に悩んでいるママも、いつか双子ママになるかもしれない!というママも、ぜひ参考にしてみてください。
双子欲しい…。双子が生まれる確率はどのくらい?
双子欲しいと思う方が気になるのは、双子が生まれる確率ではないでしょうか?
双子が生まれる確率は、現在だとおよそ100人に1人と言われています。子供のいる女性の1%が双子ママという計算になりますね。ただ、これは不妊治療で双子が生まれることも加味した確率です。自然妊娠で双子になる確率は0.6%と言われています。
また、双子には「一卵性双生児」と「二卵性双生児」の二つの種類があり、それぞれ生まれる確率も異なるようです。
一卵性双胎を授かる確率
自然妊娠で約0.4%、1000件の出産のうち4件程度といわれ、人種による差はあまりありません。
(中略)
二卵性双胎を授かる確率
人種による差がとても大きいです。日本人では少なく、自然妊娠で約0.2~0.3%、1000件の出産のうち2~3件程度とされています。
一卵性双生児は血液型と性別が一致し、容姿がそっくりの双子です。対して二卵性双生児は血液型と性別が違うこともあり、きょうだいレベルで似ているのが特徴。さらに双子には3つの「膜性」と呼ばれる種類にも分けられ、妊娠リスクや管理方法も膜性によって異なります。
双子あるあるの育児に苦労するエピソードとは?
双子は見ているだけならかわいらしく、双子欲しいと思うこともありますよね。ただ、双子ママからしてみると双子育児はとても大変。
一筋縄でいかないことも多く、「双子だから苦労する」という育児エピソードもたくさんあるようです。
妊娠中から大変!つわりが長引くママも
双子妊娠では妊娠によって分泌されるホルモンである「hCG」が多く分泌されることがわかっています。このhCGは妊娠中に起こる吐き気や眠くなる症状など、つわりの原因ともいわれているのです。
したがって双子ママのつわりは長引いたり、重たくなったりする傾向があります。私自身双子を妊娠しましたが、初期つわりに加えて後期つわりもあり、妊娠中は常に気分と体調が優れずとても大変でした。ただ、つわりは個人差が大きいため「双子だけどつわりがない」というママもいます。
双子育児は2倍大変?
双子が生まれたら、とにかく大変なのが二人の赤ちゃんを同時にお世話することです。双子ママはおむつ替えも夜泣きの対応も、授乳も二人分こなさなくてはなりません。睡眠時間は平均的に少なく、中には「0歳のころは何も記憶にない」と答える双子ママも。
ある程度大きくなると歩き回る二人の子供を連れてお買い物に行ったり、二人のトイレトレーニングやダブルいやいや期に対応したりと、一息つける時期がありません。双子育児の大変さは2倍どころか4倍、6倍と感じるママも多いでしょう。
双子欲しいと思う方には衝撃的かもしれませんが、双子は確かにかわいいです。しかし、それ以上に育児が大変で「双子のかわいい時期を覚えていない」「育児に追われて双子がかわいいと思えなかった」という双子ママはたくさんいます。
なんでも二つ…。育児にかかる費用も大変
一気に必要となる育児グッズは、きょうだい育児にはない負担のひとつかもしれません。洋服や日用品はもちろん、おむつやミルクは2倍必要ですし、ベビーカーもダブルタイプを使用します。
また、車で移動する方ならチャイルドシートは2台セットしなければならず、我が家では軽自動車では手狭になり、大きめの普通自動車に乗り換えるなど費用の工面には苦労しました。家の中がベビーグッズであふれ、十分な育児スペースが取れないからと引っ越しする双子ママも中にはいます。
双子は同時に入園・入学するので一気にお金が必要になる場面もあるでしょう。急な出費にも慌てないよう、ある程度の貯蓄を意識して生活するのがポイントです。
双子あるある癒しの育児エピソードも
双子育児の大変さは話し始めると尽きませんが、それでも「双子でよかった!」「二人に会えてよかった!」と思う瞬間はやってきます。ここからは双子あるある癒しの育児エピソードをご紹介しましょう。
寝姿がシンクロする
双子育児でへとへとになり、二人をやっとの思いで寝かしつけたあと寝姿を見ると同じ格好をしていることも。双子がくっついて寝ていたり、同じ寝顔で寝ていたりする光景を見ると、思わず「かわいい!」と声に出したくなります。
双子ママなら、そんなかわいい二人の寝姿を写真撮影したことが一度はあるのではないでしょうか。育児で大変な思いをしたとき、カメラロールに寝姿の写真を残しておくとほっと癒されることもありますよ。
双子コーデを考えるのが楽しい
双子が生まれたら、一度はやっておきたいのが「おそろいコーデ」。双子のお洋服をおそろいにしたりリンクさせたりしてコーディネートするのは、慌ただしい双子育児の合間の癒しです。
おそろいのお洋服に身を包んだ双子はとてもかわいいはず!写真を撮ったり近くをお散歩したりするのも楽しいですよ。ある程度大きくなると自分で服を選ぶようになるため、赤ちゃんのうちは思い切り双子コーデを楽しみましょう。
ある程度大きくなると一緒に遊んでくれる
双子でよかった、と思う瞬間が二人で遊ぶようになるとき。もちろん二人の子供がいるわけですから、ケンカやいたずらも増えます。それでも少しの間二人で遊んでくれると、ママは手が空いて自分の時間を過ごせますよね。
時には二人で協力してゲームをしたり、二人のルールで遊び方を工夫したり、描いた絵をプレゼントしてくれるなど、双子ならではの遊びも見られて癒されます。
赤ちゃんの頃なら、双子育児は大変です。しかし、ある程度大きくなって二人で遊んでくれる日は必ずくるので、双子ママはぜひその瞬間を楽しみにしてみてください!
ご近所から評判に!周りの方から「双子ちゃん」とかわいがってもらえる
双子と出かけると「双子ですか?」と話しかけてもらえることが多く、無条件で「かわいい」「ママは頑張っているね」と褒めてもらえます。大変な思いをしてお買い物をしているときなど、子供をかわいいと褒めてもらえると嬉しくなりますよね。ご近所からも覚えてもらいやすく、我が家では周囲の方に大変よくしてもらいました。
双子育児は大変であるために、双子ママは孤立しがちで孤独感を覚えることもあるでしょう。ですが、家から出て双子とお散歩するだけで周囲のあたたかい気持ちに触れることができます。これも、双子あるあるの癒しエピソードのひとつです。
まとめ
双子育児は大変ですが、双子欲しいと思われるほど憧れの存在であるのも、「双子あるある」のひとつ。双子ママは妊娠中から大変ですが、双子育児はだれでもできるものではありません。双子の大変さを双子のかわいさで癒し、無理のない範囲で楽しんでみるのもおすすめです。双子欲しいと思うママは、今回ご紹介したリアルな双子育児事情をぜひ参考にしてくださいね。
【参考】