コロナで外出が出来ない!自粛生活、お勧め室内遊び3選

新型コロナウイルスの感染予防のため、 外出や公園遊びなどの行動を制限しているご家庭も多いでしょう。 自粛生活も長くなり、遊びもマンネリ化。 いつものオモチャでは遊び飽きてしまうお子さんもいると思います。 こちらの記事では、0~5歳の子どものお勧め室内遊びをお伝えします。

1.新聞紙ビリビリ遊び

新聞紙

新聞紙や広告、生協のカタログなど、 ビリビリ破れる紙を用意します。

それをまずはビリビリに。

0歳児

0歳児であれば、紙を指つかむことが難しいかもしれませんが、手で持ってビリッ!その音と感触に子どもは大興奮。腕や肩などの粗大運動の練習にもなります。思う存分ビリビリさせてあげられます。

1,2歳児

1、2歳児であれば、手指をうまく使って、 大きく破く、細かく破く、などの指の使い方を意識することで、 巧緻性にも繋がります。

手指がある程度器用になった、3歳以上の子どもであれば、 紙をちぎる時に、「へび」や「ペンギン」など、 何か形を意識して破る高度なビリビリ遊びも出来ます。

1,2歳児であっても、敗れた紙片を拾って「何の形クイズ」をすることで、想像力も養われます。

ビリビリの後

ママと子どもでどちらがたくさん紙くずを集められるか競争したら、 それも楽しいですね。

散らかすだけ散らかされて、片づけがママとなると、 なかなかその遊びを取り入れようと思えませんが、 片付けも子どもが楽しく進んで出来るのであれば、 ママのハードルも下がりますね。

最後は、紙くずの入った袋を縛って、風船やボールのようにして遊びます。 紙とビニール袋で作ってるので、固くもありませんし、 本物のボールのように跳ねることもないので、室内でも遊びやすいです。

新聞紙だけで、 破る→落ち葉遊び→集める→ボール遊びと様々な遊び方が出来ます。

手指から全身まで、まんべんなく使う遊びなので、 子どもの満足度も非常に高い遊びのひとつです。

2.子どもと一緒にお料理/お菓子作り

お菓子作りをする子ども

お料理やお菓子作りは子どもにとって魅力的な遊びになります。 まだ、あまり取り入れたことのないママですと、 ハードルが高く感じるかもしれませんが、 時間があり余っている時にこそチャレンジしてみたいこと。

まずはママ一人であれば5分、10分と すぐに出来そうなことから始めてみましょう。

年齢別の「ご飯を炊く」

1歳~2歳→お米を洗う。炊飯器のスイッチを押す。

3歳~4歳→ママが測ったお米をボールなどにうつす/一緒にご飯を測る。

4歳以上→子どもが一人でお米を測り、お米を洗ってスイッチを入れる。

年齢別の「サラダ作り」

0歳~1歳→野菜を触る。掴んでボールの中に入れる。

1歳~2歳→野菜を洗う。しめじをバラバラにする。サラダを混る。

3歳~4歳→プチトマトのヘタを取る。きぬさやのスジを取る。

4歳以上→(ママと)包丁を使って、野菜を切る。卵を割る。

その他の子どもとお料理

少し大きいスプーン、泡だて器、ピーラー、包丁などの調理器具を使うことは 子どもにとって特別なこと。 安全面を注意して、時間をかけて行うことによって、 子どもはどんどん使い方ややり方を習得します。

時間のゆとりのある時に、取り組むことによって、 将来ママが忙しい時にお料理を手伝ってくれる戦力にもなります!

我が家では、自粛生活中はホットケーキ作り、うどん作り、クッキー作り、ナン作り、ロールケーキ作り、と一日毎にお料理を取り入れました。 時間もあっという間に過ぎますし、子ども達も大喜びで参加します。

3.風船遊び

風船遊び

風船を1つでもいいですが、 普段と少し変えたい時には5個や10個などたくさんふくらまして 風船のお部屋を作ります。 ふわふわたくさんの風船に、子どものテンションも上がります。

年齢別風船遊び

0歳→風船を触ること。口で拭いて、動かすこと。

1歳~2歳→色合わせ。投げたり、飛ばしたり。

3歳以上→風船をウチワで仰いで動かす。

ビジョントレーニング

複数の風船があることで、 より高度なビジョントレーニング、目の運動が出来ます。 「赤の風船取ってきて」「次は黄色は?」と部屋の中の風船を探すこと。 ママがポーンポーンとつく風船を目で追うことなど。

風船巨大クッション

風船クッション遊び

風船を膨らましたものを、布団の圧縮袋に入れると、トランポリンのような特大フワフワクッションが出来上がります。立ってバランスを取るのは難しいですが、大人が乗っても風船が割れることはなかったので、子供たちであれば、多少アクティブに遊んでも大丈夫でしょう。
(必ず大人が近くに付き添い、安全を確認しながら、大人の責任のもと遊ばせてあげましょう。)

その他の風船遊び

3歳以上の子どもであれば、 口を使って風船を膨らませる練習をすることで 口の筋肉も鍛えてあげることが出来ます。

それ以外にも、風船にマジックで顔を書いたり、工作に使うことも出来ます。

まとめ

外出が出来ない日が続くと、遊びがマンネリ化してしまい、 子どもも「何か違うこと」をしたくなります。家の中で、どんな工夫が出来るでしょうか。親の柔軟な思考力、想像力、創造力が鍛えられるチャンスでもありますね。

たまにはこのような「普段と違う」遊びを取り入れて、 自宅遊びを楽しく過ごしましょう!

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ABOUT US
久保田 由華心の相談室 こころラボ 代表
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。
これまでに9500ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。
その活躍からメディアからの取材や出演多数