ママ友付き合いやめた!ママ友いなくても感じられるメリット4つ

ママ友付き合い やめた

みなさんはママ友で悩んだことはありませんか?

「ママ友がいなくて焦っている」

「ママ友はいるけれど…ちょっと疲れたと感じている」

「もう付き合いをやめたい」

さまざまな悩みがあるかもしれませんが、どれもママ友に対してネガティブなものが目立ちます。こんなに悩むくらいなら、もうママ友付き合いやめたいと思う方もいるかもしれません。

筆者は育児中の現役ママですが、ママ友付き合いをやめました。なぜやめたのか、またやめたメリットやママ友付き合いやめた中でも気を付けていることをご紹介します。

私はママ友付き合いやめました!

ママ友 お話

早速ですが、筆者は5歳の男女双子を育てるママです。子供たちは幼稚園に通っており、私は仕事をしている兼業主婦。幼稚園のママ友関係は今現在とても良好ですが、ママ友付き合い自体はしていません。

まずは、ママ友付き合いをやめた経緯からご紹介しましょう。

子供が幼稚園に入園。ママ友作りを頑張ったことも

子供が幼稚園に入園するにあたり、プレ幼稚園に通いました。その中でいつも送り迎えが一緒になる子供が同学年のママと話す機会がたくさんあり、ママ友作りを頑張ったこともあります。

なぜなら、初めての子が幼稚園に通うため一切の情報がなかったからです。もしママ友がいればわからないことを相談し合えると思い、積極的に声をかけてLINEを交換しママ友作りに励みました。

今でもこの時知り合ったママ友数人とは、良き友人です。

家庭の事情はそれぞれ。合わないママ友も出てきた

ママ友付き合いやめたきっかけのひとつとなったのが、一番の仲良しであったママ友が引っ越したこと。ママ友家族は転園しそのうち疎遠になり、今は連絡のやり取りもしていません。

また、最初のうちはママ友と公園へ行ったりお花見をしたり、ランチ会などもやっていましたが、私の仕事の関係上すべてのママ友会に出られなくなりました。同時に延長保育を利用しはじめたため送り迎えも他のママと時間がずれるようになり、次第に距離ができていったのです。

幼稚園に通ううち、さまざまなママがいることにも気付きました。中には挨拶をしてもお返事してくれないほど「忙しいから話しかけないで!」とガードの強いママもいます。

「無理に合わせなくてもいいや」ママ友付き合い、やめました

このように特にトラブルがあったわけでも、ママ友にネガティブなイメージを持つ出来事があったわけでもないのですが、私の場合は周りのママ友と環境が異なりすぎて「無理に合わせなくても良いか」とママ友付き合いをやめました。

仲良しのママ友が引っ越して連絡が途絶えても、寂しいけれど特に困ったことはありませんでした。また、家庭の事情はさまざまで、誰しも「ママ友がいなくてはならない」というわけではないことにも気付けたのです。中には「本当に人付き合いが苦手」で、ママ同士のかかわりを一切持ちたくない方もいるでしょう。

そんな中で、必死に周りに合わせるために、ママ友を作る必要はないと思いました。自分は自分だと思えたことで、今ではママ友関係に何の心配もありません。

ママ友付き合いやめたメリットとは?

ママ友 楽しい

ママ友というと「友達」という言葉が入っているため、「ママ友付き合いやめたなんて、寂しいんじゃないのかしら」と感じる方もいるかもしれません。しかし、ママ友付き合いをやめても得られるメリットはあります。

子供としっかり向き合える

保護者参観や親子行事など、もちろんママ同士で顔を合わせると会話はしますが、基本的には子供といる時間の方が長いです。その分子供としっかり向き合え、子供が園でどのような活動をしているのかもよく知ることができました。

また、休日にママ友同士で公園に集まり親子遊びするのも楽しいのですが「子供のタイミングで遊びを切り上げられない」「家族で過ごす時間が取れない」などネックとなるポイントもあります。ここも、家族だけの時間が持てるようになり、子供にとって良い環境だとメリットを感じます。

自分の時間が増えた

単純にママ友ランチ会やママ友付き合いに時間を割くことがないため、自分の時間が増えました。LINEでのやり取りも最低限なので、何時間もメッセージを送り合ったりもしていません。

一人時間で勉強をしたり仕事の準備をしたり、一人でもできる趣味などを楽しんでいます。

ママ友トラブルに巻き込まれず精神的にも安定している

実際に経験したことはありませんが、やはりたくさんのママ友と仲良くしている方は「旦那の職業のことで口論になった」「子供が賞をとったことを話したら、嫉妬されて連絡を絶たれた」といったトラブルは起きているようです。こうしたトラブルにも、ママ友付き合いをやめた後は巻き込まれることもなくなりました。

元々、私は友人は限られた人数で、長く付き合いたいタイプです。ママ友という一瞬だけの関係に気持ちを摩耗させることがなくなり、精神的に楽になったと感じています。

子供の行事や予定をしっかり確認するようになった

ママ友作りを頑張った本来の目的は、「ママ友と情報共有できるから」でした。幼稚園の様子や幼稚園の仕組みで、わからないことがあればママ友に相談できるのは心強いことです。

付き合いから距離を置くようになってからは、園の行事や予定などを普段以上にしっかりチェックするようになりました。先生とのコミュニケーションも増え、「子供が幼稚園で使っている縄跳びが気に入っているから、販売しましょうか?」などありがたい情報も得られたほどです。

つい、ママ友同士で固まってしまいがちな園の行事ですが、こうして子供を中心に幼稚園生活が送れているのは、私にとって大きなメリットだと思います。

ママ友付き合いやめた私が気を付けていること

ママ友 距離感

ママ友付き合いをやめた私ですが、気を付けていることもいくつかあります。最後にママ友との付き合いの中で、気を付けたいポイントについて見ていきましょう。

ママ友=敵ではない!

ママ友付き合いやめたというママの中には、「嫌なことをされてママ友にはうんざり」という方もいるかもしれません。しかし、ママ友=敵ではない点は頭に入れておきましょう。

過去にママ友関連で嫌な思いをした方や、そういった体験談を聞いたことのある方にとっては、「ママ友」という言葉にはネガティブな印象があるかもしれませんが、言い換えれば子供が同じ園・学校に通う保護者同士です。ママ友は苦手だからといって、何もされていないのに相手を不快にする行為はやめておきましょう。

挨拶をされたら挨拶を返す、必要なお話はにこやかに対応するなど、大人同士の付き合いとして節度を持った対応を心がけています。

ママ友の誘いを断るときは正直に話す、すぐに返事する

ママ友の誘いを断るとき、「別に他に用事もないけれど、今週は家族で過ごしたいな」「ゆっくり一人の時間を作りたい」そう思ったら正直に話します。もし嘘の理由や口実を作ると、その嘘がバレたときにトラブルになりやすいからです。

言い方には気を付けていますが、「その日はちょっとおうちでゆっくりしたいな。ごめんね」と素直に言ってもママ友が怒ることはありません。また、特別駆け引きしているわけではないため、返信もすぐ送ります。時間を置いた方が言い出しにくくなるので、お返事のタイミングは「自分が気付いたらすぐ」がおすすめです。

ママ友以外に夢中になれることを見つける

「ママ友を作らないと、ママ友は多い方がいい。」そう思う方も多いかもしれません。確かにママが数人で集まり賑やかにしている中で、一人でいるのは寂しいと感じることもあるでしょう。

私自身は一人の時間も好きで、一人行動も問題なくできます。しかし「ママ友がいない」とママ自身が寂しく思うのなら、一人でも夢中になれる趣味を作るのもおすすめです。

  • 手芸や園芸
  • 読書
  • 自宅で映画鑑賞
  • 外国語や資格の勉強

など、興味のある分野を広げると「ママ友ありきの世界」ではなくなり自分一人の時間も大切にできるようになります。何より大切なのは、ママが心地よく過ごせること。ママ友付き合いに向いてないと思ったら、やめても構いません。自分らしく過ごせるよう、うまく対人関係を築いていきましょう。

まとめ

ママ友をやめた体験談、またママ友付き合いをやめたら得られたメリットなどをご紹介しました。ママそれぞれの環境は異なります。ママ友がいること・いないことにこだわらず、ママがストレスなく過ごせるように自分らしさを大切にしてくださいね。

【参考】

あなたがママ友との付き合いをやめたり、距離を置いたりした理由はなんですか?  ママスタセレクト

ABOUT US
【監修】久保田 由華久保田 由華
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。7000ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。