最近では核家族化が進み、なかなか親に頼れない状況の中、シッターを利用する人が増えています。シッターはママにとって、子育ての軽減に繋がるありがたいサポーターですよね。この記事では、シッターを利用するために、具体的なサービス内容や料金について解説していきます。一人で抱え込まずに、ぜひ利用できるサポートを活用しましょう。
シッターとは、子育てをサポートするプロ
シッターと言えば、親に変わって子どものお世話をしてくれる人ことですよね。仕事に忙しく、時間や気持ちに余裕がない人にとっては、救いのサポートでしょう。慣れない育児で疲弊し、子どもの面倒を見ることが難しくなって、シッターを利用する人も少なくありません。
ここでは、シッターとはどんな人なのか、具体的にはどんなサービスをしてくれるのかについて理解しておきましょう。
保育士や幼稚園教諭の資格を持った人が多い
シッターとして在籍している人の多くが、子どもの成長をサポートするプロである保育士や幼稚園教諭といった有資格者です。もしくは、研修を受けた子育て経験者である場合もあります。いずれにしても、子育てで抱える問題に対して、適切な助言やサポートをしてくれる強い味方です。
万全で最善なサポート体制
どのシッターも子育てのサポーターのプロとして、面談や研修を行った上で、登録しています。寝ぐずりや人見知りが心配な子どもを持つママでも問題ありません。子どもとの関わり方を熟知した立ち振る舞いで、臨機応変に対応してくれます。
シッターは、一人一人の子どもに合わせた最善なサポートをし、できる限りのバックアップをしてくれるでしょう。
安心・安全なサービスを提供
24時間365日対応しているシッター業者もあります。困ったときや手を貸してほしいときには、すぐにでも対応してもらいたいもの。そんなときにお役立ちなのが、スマホ一つで簡単に呼ぶことができるシッターです。
当日予約、早朝深夜などの一時保育や短時間のシッターや送迎、病児保育も可能なところも多いです。どんなときでもすぐに対応してもらえ、必要以上に一人で育児を抱えこむ自体を避けられます。頼れる存在が側にいることを知っておくだけでも、ママの心の安心に繋がるでしょう。
さらにシッターは、いざというときの危機管理にもしっかり対応した、安心安全なサービスを提供しています。
シッターのサービスを利用するには?
では、実際にシッターのサービスを利用するには、どうしたら良いのでしょうか。利用する前に確認しておきたいことや登録からお試しについてまで詳しく見ていきます。
サービス内容や料金を確認しよう
まずは、利用する前にサービス内容などについての確認です。サービスの内容や料金は、シッター業者によって異なる部分があります。
シッターの内容によっては、子どもから目を離すような家事代行や病児保育を取り扱ってないところもあるので、業務内容をよく確認しておきましょう。
自分がいつ、どんなサービスを利用したいのか。どの程度の予算でどんなプランで利用すると良いのかを考えながら、どの業者が自分の必要とするサービスを行っているかを検討しましょう。
サービスに登録する(アプリやオンラインを活用)
アプリやオンラインを活用したシッターサービスが主流です。では、実際にサービスに登録してみましょう。サービスは無料で登録でき、必要事項を入力するだけで、時間を取らず、簡単に済ませることができます。
サービスに登録すれば、より具体的な情報を閲覧することが可能です。シッターサービスの利用を考えているなら、気になるシッター業者に登録してみてください。
自分でシッターを選べる
登録しているシッターの中から、自分が選んだ人に依頼することができます。住んでいる地域から選ぶこともできますし、サービス内容から選ぶこともできます。
自分に適したシッターを素早く探せるマッチングサービスとなっています。
オンライン上に載っている写真入りのプロフィールを参考に、「ぜひこの人に頼みたい」「この人なら安心」という人を探してみましょう。
お試しで利用してみる
登録したものの、利用してみないと分からないこともありますよね。実際、いきなり子どもを長時間お任せすることに、心配や不安を感じる人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、お試しで短時間の利用をしてみることです。子どもの様子やシッターさんの質やサポートを確かめてみましょう。
お試しで利用してみて、子どもを安心して預けられるとなれば、継続してお願いすることも可能です。
シッターのサービスにはどんなものがある?
次に、シッターが行ってくれるサービスについてです。シッターのサービスの内容には、様々なものがあります。では、シッターはどのようなことをしてくれるのでしょうか?サービスの内容について詳しく見ていきます。
多岐にわたるサービス内容
シッターのサービスは、保育をはじめとして家事や育児相談など多岐にわたります。
- 外出時などに自宅で保育
- 保育園や幼稚園、習い事への送迎
- 公園での外遊びや児童館へお出かけ
- 用意された食事の補助
- 簡単な料理や掃除といった家事
- 病児保育
- 育児相談など
依頼できること・できないこと
シッター業者によって、依頼できること・できないことが異なります。利用しようとするところが、どこまでのサービスをしてくれるのか調べておきましょう。
サービス内容に「できる範囲の家事」ですが、基本的に料理作りはしないことが多いです。用意された料理の温めや食事の補助はしてくれるので、あらかじめ準備しておくようにします。また、病児保育は受けないところもあるので、事前に確認してください。
専門的な介助などは行わないこと、対象年齢も0歳児は不可の場合があることをあわせて知っておきましょう。
急な依頼もOK。24時間対応可も。
「急な仕事が入った!」、「体調を崩して子どもの面倒が見られない…」という場合でも心配無用です。シッターサービスの多くが、そのような急な依頼にも快く対応してくれます。
想定外の出来事があったときにも、前もってシッターサービスに登録しておけば安心です。
スマホですぐに連絡がとれて、依頼がスムーズにできます。
シッターサービス
ここでは具体的なシッターサービス3つについて、ご紹介していきます。それぞれの特徴を参考に検討してみてください。
キッズライン
- 4,000名以上のシッターが全国47都道府県に在籍。
- 予約から決済までオンライン化し、低価格を実現。
- 24時間スマホで簡単予約。
- 今日、明日といった急な依頼にも対応。
- 病児保育、家事代行、保けいこ、家庭教師、産前産後ケア
ポピンズシッター
- ベビーシッターのスキルや経験に応じた保育料。
- 料金は、保育料金×時間数+交通費。
- 全国保育サービス協会加盟。
- 365日体制、安心保険加入。
- 福利厚生チケットや自治体の助成対象。
ベアーズ
- シッターは直接雇用。
- 初めての利用におすすめのお試しプランあり。
- 要望に合わせたオーダーメイドのサービス。
- 1~12歳までの子どもが対象。(0歳児保育は受けていない)
- 食事は基本的に温めのみ。
- 365日、お客様の疑問や要望に応える。
- 本の読み聞かせ、宿題サポート、洗濯物たたみ、食器洗いなどの簡単な家事。
mormor
- サービスは託児のみ。(病児保育、家事代行はなし)
- シッターの資格の有無は問わない。(しっかりした研修あり)
- バラエティ豊かなシッターが揃う。(大学生からおばあちゃんまで)
- 子どもと向き合う人柄や人間性を重視した人材。
- 身近な子育てのパートナーとして、気軽に頼ってもらえる存在を目指している。
まとめ
子育てには、予測不可能なことがたくさんあります。時には、一人では対応しきれないこともあるでしょう。人の手を借りることは、悪い事ではありません。ママが穏やかでいられることが、子どもの成長にとって最も大切なことです。頑張り過ぎて、無理がたたることがないよう、シッターのようなサポートを積極的に利用することで、少しでも肩の荷を軽くしていきましょう。
【参考】