「我が子には頭が良くなって欲しい」「知能の高い子になって欲しい」というのは、ママ共通の願いかもしれません。誰だって子どもの持つ能力は存分に引き出してあげたいと思いますよね。
けれども、この頭の良さを考えると「早期教育が必要なのでは?」「お勉強を教えないと」とIQの方に注目されがちです。今回はそんな「お勉強」を抜きにした子どもの知能を伸ばす遊びをご紹介します。
方法は普段の遊びにちょっとした概念や工夫を取り入れるだけ。子どもは誰だって、大人には想像もできない能力を持っています。子どもの持つ柔軟な発想力や知能を伸ばす遊びを一緒にチェックしていきましょう。
非認知能力?認知能力?子どもの「知能」とは

今回ご紹介する子どもの知能を伸ばす遊び。この知能とは数字やテストでわかるIQを示しているのではありません。まずは、遊びで伸びる知能とは何か、非認知能力と認知能力の違いを知っておきましょう。
認知能力とは?
認知能力とは、一般的には知能検査(テストなど)で測定でき数字や評価で目に見える能力を指します。「子どもの知能を伸ばす遊び」というと、英語のアニメを流したり、文字の読み書きや計算を身につけるお勉強だったりと「早期教育」を想像するママも多いかもしれません。
この認知能力ももちろん子どもにとっては大切です。特に、未就学児だとお勉強に苦手意識を持ってしまうと、小学校に上がってから宿題や授業についていけなくなってしまいます。
とはいえ、早期教育は「子どもが10歳になると認知能力は平均化する」「続けないと意味が出ない」という点も指摘されています。勉強を得意になって欲しいけれど、我が子は楽しみながら学び知能を身につけて欲しいですよね。
そこで、注目されているのが非認知能力です。次は、非認知能力について解説します。
非認知能力とは
非認知能力とは、先ほどの一般的な知能検査では測れない能力すべてのことを指します。何となくざっくりとしている能力ですが、具体的な例をあげると
- 意欲(やる気がある)
- 自信(新しいことにも進んで挑戦する)
- 忍耐(失敗しても立ち直れる、もう一度挑戦できる)
- 自立心(自分の役割を持って遊ぶ)
- 自制心(ルールを守り譲り合いをしながら遊ぶ)
- 協調力(みんなで協力して遊ぶ)
- 共感力(お友達の気持ちを思いやれる)
これらの能力は非認知能力。また、この非認知能力は未就学児の勉強がまだ理解できない小さな子でも、遊びや日々の生活の中で身につけることができる能力です。
今回ご紹介するのは、こうした「好奇心」や「興味」を引き出す知能を伸ばす遊び。非認知能力を高める目的もあるため、「うちの子にはまだ早いかも」と思うママにこそおすすめです。
反対に「うちの子は小学生。だからもう遅いかもしれない」という心配があるかもしれませんね。非認知能力は伸びしろがあるのは6歳までの子どもとは言われていますが、何歳からでも遅くありません。子どもの意欲や根気を見つけて伸ばし、認知能力を育むことにも活用してみましょう。
知能を伸ばす遊びとは?

知能を伸ばす遊びとは、どのようなものがあるのでしょうか。室内遊びと屋外遊びの大きく2つに分けてご紹介します。
室内遊び
室内遊びでは「手先を動かす」「文字を読み書きする」「絵画や工作」などで遊びから得られる学びに気づきます。具体的な遊びの例をあげると、
- 絵本を読む
- 絵を描く、工作を楽しむ
- 積み木遊び
- お手伝い
などは知能を伸ばす遊びといえそうですね。
室内遊びはお外に出られないときや、雨が降っている日などにおすすめです。小さな子でも安全に遊べるため、室内遊びの内容を充実させておくとよいかもしれません。
また、お手伝いは物を持ち運びできる1歳すぎからでも可能です。ここでご紹介したのは1歳からできる遊びばかりなので、年齢に合わせて室内遊びを楽しみましょう。
年齢が上がると絵本を読むのを図鑑や地図、辞書に代えたり、工作を楽しむ中でお料理と組み合わせて「小麦粉粘土」や「お菓子作り」で実験的なものを加えると飽きがきません。
屋外に出なくても家の中でもたくさんの発見はありますし、子どもの知的好奇心を伸ばす遊びは可能です。ご紹介したように特別な教材やテキストは必要ないため、あまり考えすぎずに子どもと楽しむ姿勢を大人も見せるとよいですね。
おうち遊びについてはこちらの記事でもご紹介しています▼
屋外遊び
次は、屋外遊びです。知能を伸ばす遊びとは子どもの興味や楽しいを引き出すものを指しますが、屋外遊びは移り変わる季節や自然の育みを感じながら、身体を動かすという「五感に訴える遊び」がたくさん経験できます。活発に遊びスポーツをするだけが屋外遊びではないため、子どもが苦手意識を持たないようにその子に合わせた屋外遊びを楽しみましょう。
屋外遊びの例をあげると、
- 子どもの興味のある場所へ出かける
- 公園の遊具で遊ぶ
- 近所をお散歩する
- 庭仕事をする、植物を育てる
- 草木や石、木の棒などを探す、集める
- 虫採り
などは子どもの知的好奇心を刺激するといわれています。お友達がいなくても親子で楽しめる遊びも多いため、場面にあわせて子どもに経験の場を用意できるとベストです。
子どもが興味を持っている場所とは、工事現場や高速道路が眺められる場所、飛行場などどこでも構いません。乗り物や重機が好きな子にとっては大人が「こんなところが?」と思う場所でも楽しい学びの場になるため、積極的にお出かけするのがおすすめです。遊園地や広い公園など、特別な場所でなくても子どもの知能を伸ばす遊びは可能です。
また、雨の日など悪天候のときは屋外遊びを断念しがち。けれども、雨の日や曇りの日こそ観察できる屋外の変化もたくさんあります。子どもの安全や風邪に気を付けつつ、屋外遊びの機会もたくさん増やせるとよいですね。
知能を伸ばす遊びはなぜ大切なの?

これまで子どもの遊びに対して、「知能を伸ばす」というプラス要素をお伝えしました。ただ遊ぶだけでも十分に学びがありますが、どうして知的好奇心を伸ばすこと、知能を伸ばすことを意識しているのでしょうか。
この理由には「子どもの頭が良くなって欲しいから」ということもありますが、明確に「非認知能力を伸ばしたい理由」が存在します。なぜ知能を伸ばす遊びが大切なのかを、ここからは考えていきましょう。
学習意欲が向上するから
遊びに興味を持って取り組める子は、知的好奇心が活発な子です。物事に対して「どうしてこうなるんだろう?」「なんで間違えちゃったんだろう?」と疑問を持つと、仕組や状況が理解できたときに「知る」喜びを得ることができます。
この「わかった!」をたくさん経験すると、子どもの知的好奇心は次第に満たされて「もっと学びたい」という学習意欲につながります。どうしても学習意欲というと大人が課題を用意し、たくさんの問題をひたすらに解く義務感が生まれてしまいますが、知能を伸ばす遊びの楽しさを知っていると子どもが自ら学びたい意欲が沸くのです。
学びを得るサイクルが理解できるから
先ほども子どもが疑問を持つことの大切さを説明しましたが、「どうして?」「なぜ?」の疑問が生まれて解決するのを繰り返すと、子ども自身が「こうすれば分かるようになる」と理解できます。自分がわかるようになる心地よさを知っているため、「もっと知りたい」と調べたり勉強を進めたりするようになるでしょう。
このサイクルは学びを得るサイクルです。子どもの知能を伸ばすと、その子の積極性や行動力を伸ばすことにもつながって、知的好奇心を満たすために学ぼうとする良いサイクルが生まれます。
物事に対して集中できるようになるから
子どもの「知りたい」という意欲は、大人が想像する以上に集中力を発揮します。自分が納得するまで調べたいため、ときには何度も同じ場所に足を運んだり、ひとつの遊びばかりを選んだりするかもしれません。
大人としては「正しい遊び方をして欲しい」「いろんなことをして欲しい」ともどかしく思うかもしれませんね。しかし、その集中して遊んでいるときは子どもの集中力を伸ばすチャンスです。
「今この子の知的好奇心が伸びているんだ」とママは理解してあげて、子どもの好きなように遊んでもらうとよいでしょう。一方で、子どもの興味は移ろいが早いために飽きることも当然あります。一度取り組んだことは途中で投げ出さないのが一番ですが、何度かアドバイスしてもやらなくなった場合は、無理に強要することはありません。
ストレスに強くなるから
次に、ストレスに強くなるからという理由です。知能を伸ばす遊びを繰り返していると、「これもやってみたい」「こんなこともしたい」と気持ちが強くなるため、気後れしにくい傾向があります。
新しいことを始めるのは、子どもにとっても大人にとっても腰が重たいものですよね。リスクや失敗したときのことを考え、どうしても勇気が出ないときもあります。しかし、知的好奇心が高いとこの「チャレンジする」という気持ちが少しだけ多く持てるため、新しいことへのストレスに強くなれるのです。
よく目にする「知育遊び」とは?

知能を伸ばす遊びというと、「知育遊び」「知育おもちゃ」という言葉を連想するママも多いです。言葉だけを見ると、知育はいかにも知能を高めそうな気もしますよね。
この知育遊びとは何か、普通の遊びとどう違うのか、子どもにとってどんな影響を与えるのかをチェックしていきましょう。
知育遊びとは?
まず、知育遊びとは以下のような遊びを指します。
知育遊びとは、一般的に子どもの知能を発達させる考えるあそびのことをいいます。
赤ちゃんや幼児にとって大切な知育遊び – 子供の室内遊び場「キドキド」
ざっくりとした意味合いですが、つまりは「知的能力を育てる遊び」のこと。知能を伸ばすという目的があれば、知育遊びの部類に入ります。
知能を伸ばすというと机に向かい、お勉強をするイメージが強いですよね。知育はこの「知能(IQ)を伸ばす」とは少し異なり、子どもが自発的に考えたり行動を起こすことを目的とした教育です。
先ほどの認知能力と非認知能力についてを参考にすると、「非認知能力を伸ばす」のが知育遊びといえます。
普通の遊びと何が違うの?
知育遊びが注目を集める中、では普通の遊びとはどう違うのでしょうか。「子どもが楽しく遊んでいるのだから、どんな遊び方でもいいのでは?」と思うママもいるでしょう。
知育遊びと普通の遊びには、まず使用するおもちゃやおもちゃの仕組みにも違いがあります。ただ、「遊び」だけでくくると子どもが受動的な遊び方しかできないテレビや動画鑑賞、ゲームなども遊びと同じです。知育遊びはこの遊びから一段階踏み込み、「年齢や発達段階に応じた課題を設定し、課題に応じて子どもがアクションを取れるように」と明確な目的があります。
遊びはどれも子どもにとって大切な要素であり、知育遊びと普通の遊びに優位は付けられません。普通の遊びの中にも子どもにとっては学びがあり、少なくとも「やめさせる」ほどのものではないからです。
ただし、知育遊びには目的があり子どもの意欲や発達を促すという教育的側面も持つことを頭に入れておきたいですね。子どもの知能を伸ばすというよりも、「伸ばすきっかけ」を作るのが知育遊びです。
知育遊びの例とは?
では、どのようなものが知育遊びなのでしょうか。おもちゃの中でも記憶力や判断力、推理力を促すものが知育おもちゃと言われています。このように、
- 手先を使う積み木やパズルなど
- 簡単に料理や実験が体験できるおやつキット
- スマホ、タブレットで楽しめる知育アプリ
- 植物や動物の飼育
- しりとりや手遊び
- 読み聞かせ
- 折り紙や工作など
知育遊びの例はさまざま。道具やおもちゃなどを使うことも多いのですが、家庭にある遊びや親子で楽しめるものの一環に知育遊びが含まれていることもあります。
今すぐ試せる遊びばかりなので、暮らしの中で取り入れてみるとよいでしょう。
知育遊びについて詳しくはこちらの記事もチェック▼
就学前にやっておきたい遊びとは

知能を伸ばす遊びというと、目的は「小学校に入ってお勉強がわからないと子どもが困る」「宿題やテストが始まるのに、ついていけなかったらどうしよう…」というものが大半かもしれません。
未就学児は保育園や幼稚園、家庭での大人の目も十分にあり、サポートが充実しています。ですが、学校に通うと途端に子どもが自分でやらないといけないことが増えますよね。
そこで、知能を伸ばす遊びの中でも就学前にやっておきたいものをピックアップしました。それぞれ「遊びながら」学べるものなので、気軽に始めてみましょう。
時間の概念を身につける遊び
まずは、時間の概念を身につける遊びです。子どもが自分で身支度ができ、食事がとれるようになっても「時間」がわからないと大変な思いをしますよね。小学校からは集団行動が増えるため、より一層みんなと同じようになんでもこなさなくてはなりません。
そこで、生活の中で意識することを3つピックアップします。
- あと〇分でおしまい
- 数字を読む
- 時計や砂時計を活用して読めるようになっておく
例えば時間を身につけるには、子どもが遊ぶ中で「この時計の針がここに行くとお片付けだよ」と具体的に時間を体感できる呼びかけがよいとされています。時計の針は視覚的にもわかりやすいので、理解が早ければ2歳さんでも読めるようになるでしょう。
時計がなかなか読めないという場合は、砂時計を活用するのもおすすめです。砂が落ちて空っぽになるという時間経過はわかりやすく、こちらも1~2歳の子どもでも遊びながら時間の概念を身につけることができます。
時計や時間経過は読みにくくわかりにくいため、小さなころから数字を言う練習をしておくのもよいかもしれません。お風呂に入ったときに「20まで数えてから出ようね」と一緒に口に出していると、自然と数字を覚えます。
ただし、小学校に上がると授業の中で時計を読む、時間の概念を身につけることを学べるため、焦る必要はありません。できる限りでよいので、家庭の中でゆっくり時間の概念を遊びながら身につけていきましょう。
時間を身につける遊びについてはこちらの記事もチェック▼
文字を読み書きする遊び
小学校になると文字を読み、書いて勉強を進めます。未就学児の中には「まだカタカナは読めない」「ひらがながうまく書けない」という子も多いはず。しかし、こちらも焦ることはありません。変な文字の書き方や読み方のクセが付くよりも、きちんと習った上で正しく覚える方が子どもにとって有意義だからです。
ただし、読み書きに苦手意識が生まれるとその後苦労するため、最低限「自分の名前」が読めるようになっているとベストです。
このとき、書くのはうまくいかなくても大丈夫。持ち物や活動場所には必ず自分の名前が書いてあるため、自分の名前さえ読めれば支障はありません。
まずは文字を読むことから遊びに取り入れて、積み木や五十音表を使って遊びながら学ぶとよいですね。ただ、子どもの中で「これをすれば読み書きができるようになった」というきっかけは様々です。
例えば、
- ゲームが大好きな子どもが、ゲーム内に書いてあるひらがなに興味を持ち読めるようになった
- 道路標識が好きで「とまれ」という文字から読めるようになった
- 絵本やテレビ番組から文字を読むようになった
- お友達とお手紙交換をする中で身についた
などが読み書きのきっかけとして挙げられます。
ママとしては読み書きができない我が子には歯がゆい思いをするかもしれません。しかし、スピードは個性があってもいつかは読み書きはできるようになる子がほとんど。小学校に上がり周りに影響されて読めるようになる子もいるため、焦らずゆっくり読み書きを楽しんでみてくださいね。
お箸を使った遊び
学校の給食では、フォークやスプーンではなく基本的にお箸を使います。幼稚園や保育園によってはお箸の使い方を教えてくれることもありますが、小学校に上がると教育はされません。
そのため、こちらも家庭でお箸のトレーニングをしておくとよいですね。先ほどご紹介した知育おもちゃの中には、お箸を使う遊びや道具もたくさんあります。
お箸はまずは「トレーニング箸」を使い、徐々に動きに慣れると普通のお箸にするとよいとされています。最初からできる子はいないため、大人が横に並んでみてあげるとベストです。
こちらもなかなかうまくできないこともありますし、お箸を使ったおもちゃに興味を持たないこともあります。食事の中で「この大きさのものを摘まんでみようか?」とママと一緒に試してみたり、お手伝いの一環としてお料理をする中でお箸を使うなどしてみたりすると、楽しく学べるでしょう。
なわとびや鉄棒などの道具を使う遊び
幼稚園や保育園でもなわとびや鉄棒などを使いますが、小学校では授業の一環として体育で取り上げられます。こちらもできなくてもよいものですが、自宅や公園で遊びやすいため慣れておくとよいでしょう。
知能を伸ばす遊びとは、手先を使うだけのものや読み書き計算だけではありません。身体を動かし全身の作りや運動の仕方を学ぶだけでも知能は伸ばせるため、ぜひ家族でも取り組んでみましょう。
なわとびは子どものリズム感や運動神経を高めるとも言われています。できるようになるまでにはある程度の練習が必要ですが、1度できると繰り返し遊べるので夢中になる子も多いです。ママも一緒になってなわとびをすると、よい運動不足解消にもなりますよ。
知能を伸ばす遊びをするためにママが意識したいこと

知能を伸ばす遊びのやり方や、認知能力と非認知能力の違いをご紹介しました。この遊びは子どもにただ与えれば知能が伸ばせるというわけではなく、一緒に大人が遊びサポートすることでより効果的になります。
「高価な知育おもちゃを与えたらそれだけでOK」ではなく、ママやパパの声掛けや意識で子どもの能力はもっと高まるはず。子どもの知的好奇心を引き出すためのコツをいくつか見ていきましょう。
たくさんの経験をさせてあげる
まずはたくさんの経験を積むことです。どうしても子どもの遊びは大人が見るぶんには「危なっかしい」と思うことが多く、無意識のうちにリスクや危険を遠ざけてしまいがちです。
- この遊具はもう少し大きくなってから使うべきでは?
- 後片付けが大変だから工作はやらないで欲しい…
- 時間がかかるからお絵描きがなかなかできない
など、大人の都合で子どもの遊びを制限させるのは極力避けたほうがよいです。
とはいえ、家庭の事情はさまざまでどうしても子どもに思いきり遊ぶ機会を作れないこともありますよね。家の中にあるおもちゃでも十分経験となるため、毎日の遊びを大切に積み重ねていくとよいでしょう。余裕があれば、休日などに子どもに特別な体験をさせてあげるとベストです。
また、経験とはすべてが「成功」「楽しい」ものでなくても構いません。ときにはチャレンジしてみたけれど失敗した、正しい方法ができなくて危ない目に遭うというのも、大切な経験のひとつ。もちろん大けがをしたり周りに迷惑となるような行為はやめさせるべきですが、お友達と意見の違いが生じたり包丁を扱う中で怪我をしたりといった経験は、むやみに遠ざけなくてもOKです。
失敗すると子どもは挑戦する意欲を一時的になくしてしまうかもしれません。そこでまた「やり直しできる」という経験を積むことでやる気やチャレンジ精神を取り戻せるため、一緒にいるママもサポートに徹底してしっかり見守ってあげてくださいね。
親が興味のないこともさせてあげる
子どもの知能を伸ばすために大切なのは「親が興味のないことでも子どもに経験させる」という点です。親の背中を見て子どもは育つというように、子どもは意外とママやパパの言動や好きなもの、どんなことに積極的かを見ています。そのためやる気や知能が子どもに伝わることも多く、極端な例でいうと「泳ぐのが不得意な親の子は泳ぐことに苦手意識を持つ」「料理が不得意だと子どもも料理をしたがらない」などもよくあることとして耳にします。
そのため、子どもにまんべんなく経験してもらうには、親が興味のないことでも積極的に体験として取り入れることです。スポーツが苦手でアウトドアを好まない…というママでも、子どもは活発にお外遊びを楽しみたいかもしれません。反対に、ママがいくら遊園地や公園などにぎやかでアクティブなことが好きだとしても、子どもがそれを好むかどうかはわかりません。
大切なのは子どもの興味の先をしっかりとママの目線で観察し、我が子の知的好奇心を育てること。無理にママの「好き」を押し付けるのではなく、子どもも一人の人間として好みをしっかり見てあげてくださいね。
子どもの「知的好奇心」を理解し育てる
先ほどから何度か出ている「知的好奇心」という言葉。これはどんな子どもでも持っているもので、ママにもパパにもある興味心を指します。子どもは人生経験が少ないことから、興味や好きなことはころころと変わりがち。しかし、一度「これが好き!」と自覚すると一気に集中力や発想力、想像力を発揮するのが特徴です。
子どもの知能を伸ばすには、この「これが好き!」という気持ちである知的好奇心を知るところから始めます。例えば車が好きな子どもは、大人以上に車種や車の性能、働く車の種類に詳しくなりますよね。こうした興味を育てると、物事の仕組みを知る楽しみや学びを得ることの大切さを遊びながら理解できるのです。
子どもの知的好奇心とは、どこに向かうかは親でも分かりません。しかし、「我が子の興味」を知ることができるのは、一番近くで暮らしているママに他なりません。一般的にいわれる知能を伸ばす遊びを一通り試してみるのではなく、自分の子だからこそ刺さるポイントや楽しめる方法を大人が一緒になって探し、楽しく学べるのが理想的です。
子どもの知能を伸ばす遊びについて詳しくはこちらの記事でもまとめています▼
まとめ
何気ない「遊び」の中でも、家庭でできる遊びでも、子どもの能力を伸ばし育てることはできます。大切なのはその子それぞれに合う能力を引き出す方法を、ママが理解し認めることです。
つい「知能を伸ばす」というと早期学習に目が向きがちですが、実は特別な準備も高い学習量も、大人が付きっきりで子どもに教え込むことも必要ありません。家の中や毎日の暮らしの中で少し意識するだけで子どもは大きく成長できるため、ぜひ実践してみてくださいね。
【参考】
もうすぐ小学校入学!入学までにやっておくべきこと、親の心構え | 学習プリント.com 子育て情報サイト
子どもの知的好奇心を高めるには?好奇心をくすぐる遊びや工夫を紹介
「認知能力と非認知能力」 | 園長コラム | 聖隷こども園 めぐみ