いざ「断乳するぞ!」と決めても、初日から子どもは大泣き。何をしても泣き止んでくれないという場合、ママの気持ちはひどくくじけますよね。子どもが泣いて「かわいそうだから」と断乳をやめてしまう方も少なくありません。
今回はそんな断乳泣くときどうしたらよいのか、泣いて断乳を諦めたときの対処法などを、実際の断乳失敗エピソードから一緒に考えてみましょう。
断乳泣くのは普通?みんなの失敗エピソード

断乳のときに子どもが泣いて大失敗。そんなお話は決して珍しいものではありません。まずは実際に断乳を経験したママから聞いたエピソードを見てみましょう。
一晩中泣いて大変!断乳はタイミングも必要だった
これは私が子どもとの断乳時に経験したことです。我が子は双子でしたが、私が持病の悪化により投薬の必要が出てきたために6カ月のころ断乳を決意しました。幸いミルクには慣れていたものの、初めて「おっぱいなしでミルクのみで生活する」となった日は、二人とも交互に同時に泣いてしまって一晩中大変に。ママとしてもミルクに慣れておらず、すぐに授乳できず手間取りました。
さらに、断乳をした日はパパが出張中。ワンオペ状態で二人の子どもの断乳を始めるのは今なら「考えられない!」事態ですが、不慣れな私はあまり理解できていませんでした。
断乳を始めるタイミングも、しっかり考えた方がよさそうです。
「かわいそうかも…」で1度失敗
ママ友Aさんも断乳の失敗体験が。子どもが7カ月のころ、離乳食開始とともに断乳しました。けれども子どもは授乳できないことが受け入れられず大泣き。さらにミルクも拒否され、離乳食も進まなくなるなど悪循環が始まったそうです。
あまりにも子どもがかわいそうで、翌日授乳を再開しました。Aさんが今振り返ると、「母乳とミルクの混合期間をもっと長く持っても良かったかもしれない。離乳食に慣れてから断乳しても、遅くなかった」と言います。
断乳後も授乳の必要がある月齢だと、母乳の代わりになる栄養が摂れるかどうかは重要なポイントです。離乳食の進み具合や子どもがミルク拒否をしていないかどうかなど、十分にチェックしてから断乳するとよかったかもしれません。
外出先であやせなくなり困った
最後はネット上の口コミから断乳泣くエピソードを見つけてみました。特に多かったのが、「お出かけのときにぐずってしまい、普段なら授乳で泣きやんでいたのにできなくなったのが大変だった」というもの。外に出ると環境も変化するため、子どもにとっても授乳で安心感を得たい部分でもあります。
また、母乳をやめたことで外食がうまくいかなくなったという体験も。これはさまざまなシチュエーションが考えられますが、何歳になっても子どもとの外食は大人同士の外食と同じようにはいかないものです。外食を控えたりすぐに食事を済ませられるベビーフレンドリーな食事屋さんを選んだりすると良いでしょう。
いずれにしても、断乳泣くことで外出時にも影響が出てしまうのは多いようです。
断乳泣くときどうしたらいいの?

では、断乳泣くときはどうすればよいのでしょうか。「授乳できないからあやせないし辛い」というママのために、子どもとの向き合い方をご紹介します。
3日間は必ず「泣く」と思っておく!
もちろんすんなりと「おっぱいバイバイ」ができる子もいます。ネット上には「言い聞かせすれば意外とわかってくれて、あっけなく断乳できました」という情報も見つかるかもしれません。
しかし、これは稀な場合であり誰一人「育児書やネットに書かれている通り」に断乳できることはありません。子どもそれぞれで断乳の受け止め方は異なり、たとえひどく泣いてもおかしいことはありません。
特に最初は赤ちゃんにとっても、授乳のない生活に慣れる時間が必要。「断乳で泣いても当たり前。必ず3日間くらいは泣く!」とママ側もある程度の覚悟をしておきましょう。
夜間授乳をなくせば断乳は一気に簡単に
一晩中泣いてしまい、あやせず泣き疲れて寝てしまったとしても、夜間授乳がなくなれば断乳は一気に楽になります。そのため、「完全に授乳を絶つ」という日までにまずは夜間授乳をやめる方も多いです。
計画的に断乳できるようなら、まずは夜の授乳をゼロにしてみてはいかがでしょうか。夜間授乳や寝かしつけのための授乳から卒業できれば、日中ならおっぱいから子どもの気を反らせることはやさしいです。
パパがあやせるよう、父子のコミュニケーションを取っておく
断乳をすると、胸が張ったり痛くなったりするママも多いです。抱っこしてあやすのも辛いという場合もあるでしょう。さらに授乳をやめたために、ママが子どもをあやすにも限界が出てきます。
このとき、断乳泣くのをサポートするのはパパの役目。パパが寝かしつけを代わってくれたりあやしてくれたりすると心強いですよね。断乳を始める前に父子のコミュニケーションをしっかりとっておき、子どもがどんなことに興味を持つのか、好きな遊びなどを見つけておくとスムーズです。
一度再開させたら1~2カ月後に断乳再チャレンジを
先ほどママの実体験にもありましたが、断乳は一度でうまくいくとは限りません。いろいろな事情があり、どうしても「断乳を続けられない」と決めたら授乳を再開させても構いません。
ただし、ストップさせた場合断乳を再スタートさせるにはある程度期間をおきましょう。子どもにとっては「授乳してくれなかったりしてくれたり、どちらかわからない!」と不安感を抱かせてしまいます。何度も「断乳して」「やっぱりやめて」と繰り返すのではなく、断乳は一度に決めてしまうのが一番です。
断乳前にやっておくこととは

一度で断乳できるよう、またできる限り断乳泣くことで悩まないように、できることはいくつかあります。断乳前にやっておきたいことをチェックしておきましょう。
離乳食を進める、ミルクを試してみる
断乳のために必要なのは、「ある程度離乳が進んでいること」です。離乳食を始めていたら、断乳後に母乳以外から栄養を補うためにしっかり進めておき、離乳食に慣れてもらうとよいでしょう。
また、断乳後にもミルクを飲む必要があれば先に試しておくのもおすすめ。母乳の頻度を徐々に少なくできるだけでなく、哺乳瓶やミルクに子どもが慣れてくれるメリットもあります。ママとしても、調乳する手順をおさらいする必要があるので時間を使って断乳の準備を進めていきましょう。
十分なサポートがある時期に断乳を行う
断乳を行うタイミングは大切です。たとえば夏休み、冬休みなど長期休みで周りのサポートが十分にあるとき。断乳で子どもが泣いたらママとしては慌ててしまいますが、パパをはじめとする周囲の協力があれば乗り切れることもあります。
さらにママのおっぱいトラブルが少ない時を狙って断乳することも大切です。断乳すると飲んでもらえる母乳が余ってしまうために、乳腺炎などのトラブルも起こりがち。子どもが風邪気味だったり大きな環境変化があったりすると、本来ならできたはずの断乳も進まなくなるので、親子ともに落ち着いたタイミングがベストです。
「授乳を再開させたい」ときはよく考えて!
ママの感覚として、「断乳を始めたけれど今ではなかったかも…」と思うならタイミングを見直しても構いません。特にミルクも拒否され離乳食も進まなくなると、子どもは授乳以外で栄養が摂れません。
ただし、ママが寂しい・かわいそうに思うから安易に断乳をとりやめてもいいのかというと、これは少し考える必要があります。子どもにとっても断乳は大きな変化であり、勇気のいるものです。一度断乳したからには、「やっぱり授乳しようかな」と戻すときはよく考えて行いましょう。
まとめ
断乳泣く子の悩みは、ママの中で尽きないもの。とはいえ、授乳以外でも子どもとのコミュニケーションは取れますし、今は泣いていても次第に慣れてくれるものです。
卒乳・断乳はいつか必ず訪れます。都合上どうしても断乳しなければならない場合は、子どもとママ二人とも寂しく思わないように、できる限りの準備をしておきましょう。
【参考】
ギャン泣きに根負け!? 断乳あるある「失敗・成功」エピソード3つ(2017年5月24日)ウーマンエキサイト
【第10回】 断乳にトライ! 寝かしつけに有効だった方法とは… ママライフを、たのしく、かしこく。 mamaco with