2歳児でもお手伝いできる♪お料理レシピ・メニューをご紹介

お料理をする子

2歳ごろになると、子供はママの真似事や家事に興味を持つことがあります。このタイミングこそ、お手伝いを始めるチャンス。

今回は親子で楽しめる2歳児のお手伝いお料理レシピをご紹介します。
「うちの子にはまだ早いかしら」と悩むママでも大丈夫!2歳の子供でもお手伝いしやすいポイントもまとめたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

2歳、お手伝いに興味が出てきたら?

お料理

子供にお手伝いをお願いしたら、育児中で忙しいママも助かりますよね。お手伝いの習慣は今後の生活にとても役立つので、小さなうちから少しずつ続けておきたいものです。

ただ、どんなタイミングでお手伝いをスタートすればよいのか、悩む方も多いでしょう。具体的に言うと、子供がお手伝いに興味を持ったらよいチャンスです。

例えばママが料理する姿を「見たい!」と言ってきたり、洗濯物や食器洗いに興味を示したりしたら、試しにさせてみるとよいでしょう。ただ、2歳の子供にはお手伝いできる限界があります。大人のサポートのもと、できる範囲で始めてみましょう。

2歳児でもできるお料理レシピ

お料理はお手伝いの中でも、「自分で作った物を自分で食べられる」「食材を知ることができる」ため2歳の子供にとってよい習慣です。小さな子でも、ママのようにお料理ができると満足できそうですよね。
ここからは2歳児でもできるお料理のレシピをご紹介します。実際に2歳児と作ってみたものばかりなので、みなさんもぜひ試してみてくださいね。

タネなしでOK!子供むけぎょうざ

ぎょうざは大人も子供も大好きなメニュー。小さな子供のいる家庭だと、「タネを作るのが大変…」なんて悩みもあるかもしれませんが、このぎょうざではタネを作りません。
ぎょうざの皮で包むだけなので、2歳の子供でも工作のように楽しく料理をお手伝いできますよ。

材料(大人2人、子供1人分)

ぎょうざの皮…20枚

【子供用のぎょうざの具】
スイートコーン…30gほど
スライスチーズ…1枚

【大人用のぎょうざの具】
豚バラ肉…180g
大葉…16枚
塩コショウ…お好みで

作り方

  1. スライスチーズを四等分にする。豚バラ肉に塩コショウをし、下味をつける。
  2. 水(分量外)を用意し、ぎょうざの皮にA.チーズとスイートコーン、B.大葉と豚バラ肉をのせ、両端に水を付けて具材を巻くように皮を合わせてくっつける。
  3. サラダ油を敷いたフライパンを中火で熱し、AとBをフライパンに入れ軽く焼き目がつく程度に火を通す。
  4. 水140ccを注ぎ入れ、弱火にしてふたをする。水が蒸発するまで蒸し焼きにするとできあがり。

お手伝いポイント

タネをスプーンなどですくって形を整える作業がない分、2歳でも包む作業をお手伝いできます。水を付けて皮で包む方法を教えてあげ、コーンやチーズは取りやすいよう小さな容器などに移し替えておくと作りやすいですよ。

ちぎってお手伝い!レタスサラダ

サラダは副菜にもなるため、ごはんの「あと一品」を助けるメニュー。2歳がお手伝いできる範囲をお願いし、親子で夕食づくりにチャレンジしてみるのもおすすめです。

材料(大人2人、子供1人分)

レタス…半玉
茹で卵…1個
ハム…2枚
トマト…1個
クルトン…お好みで
ドレッシング…少々

作り方

  1. レタスをよく洗い、食べやすい大きさに手でちぎる。
  2. 茹で卵は殻をむき、小さ目のダイスカットにする。
  3. ハムはちぎれるものなら手でちぎり、クッキーの型があれば型抜きをする。
  4. トマトは他食材と大きさを合わせてカットする。
  5. すべてをボウルに入れ、ドレッシングやクルトンを加えて混ぜ合わせたら完成。

お手伝いポイント

レタスは手でちぎれるため、2歳の子でもお手伝いできます。またハムも種類によってはちぎって料理できるので試してみてください。
茹で卵の殻剥きも2歳児ならできることもあるため、子供が興味を持つようならぜひお手伝いさせてみましょう。

実は簡単!子供もお手伝いできる手作りラムネ

ラムネは買うことが多いですが、実はスーパーやドラッグストアに売っている材料だけで手作りすることもできます。子供が大好きなラムネ、こちらのレシピは重曹を入れていないため「シュワ」っとせず、小さな子でもおいしくいただけるのです。ぜひ親子で手作りラムネに挑戦してみてくださいね。

材料(およそ10個分)

コーンスターチ…25g
砂糖…40g
お湯(80度くらい)…適量
レモン汁…小さじ1/3
クエン酸…約2g

作り方

  1. 砂糖が溶ける分だけのお湯を使い、よくかき混ぜて砂糖を溶かす。
  2. コーンスターチを少量ずつ3回に分け、ダマにならないようかき混ぜて加える。
  3. 好きな形に形成し(型を使っても◎)100~110度に空焼きしたオーブンに入れる。
  4. 余熱で乾燥させ、好みの硬さになったら取り出してできあがり。

お手伝いポイント

ラムネの形成は丸めるだけなので2歳の子供にお手伝いしてもらうとよいでしょう。我が家では作るときに材料をかき混ぜるのも、お手伝いしてもらいました。

形成は手でもできますが、クッキーの型などを使うとより凝ったラムネに変身します。食紅などを加えると色もプラスできるため、好みのラムネを作ってみましょう。

子供も喜ぶ出汁巻き卵

だし巻き卵

卵焼きは子供から人気のメニュー。「大人が作るものでは?」と思う方もご安心を。2歳の子供にもお手伝いしてもらうポイントがいくつかあるので、親子で作ってみましょう。

材料

卵…3個
醤油…小さじ1
白だし…小さじ1
水…小さじ1
砂糖…小さじ1

作り方

  1. 卵をボウルにすべて割り入れ、醤油、白だし、水、砂糖を加える。
  2. 白身を切るように混ぜて、卵焼き用フライパンで焼く。出汁巻き卵に成形したらできあがり。

お手伝いポイント

出汁巻き卵は各ご家庭で任意の作り方で構いません。ですが、卵を割る動作は実は2歳児でもできるもの。特に出汁巻き卵は、卵をボウルに割り入れる際黄味が崩れても殻が入っても取り除けば料理は完成します。そのため、「卵を割るお手伝い」のデビューにぴったりです。
これまでやったことがないという2歳児でも、出汁巻き卵ならお手伝いできるチャンス。焼くところはママが受け持つことで、お手伝いをサポートできますよ。

クッキー作り

最後はおやつにぴったりのクッキーです。このレシピではバターは使わず、マーガリンでOK。自宅にある材料だけでお菓子作りできるので、気軽に作れるレシピです。

材料(3人分)

砂糖…70g
マーガリン…100g
小麦粉…200g

作り方

  1. 砂糖と小麦粉の分量を量り、一度袋にすべて入れる。
  2. マーガリンは常温に戻すか、電子レンジで数十秒温める。柔らかくなればOK。
  3. 袋に入れた砂糖、小麦粉の口を閉じ、シャカシャカと振る。
  4. マーガリンを入れ、袋の上から手で揉む。ぽろぽろとした状態からまとまり始めるまでしっかりと揉みこむ。
  5. まとまったら袋の上から綿棒で伸ばし、袋にはさみを入れて取り除く。
  6. 好みの型でくりぬき、170度に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら完成。

お手伝いポイント

クッキーは手順が多く複雑なため、型抜き以外の作業はすべて大人がやるとうまくできます。型抜きは2歳の子供でもお手伝いしやすく、大人も一緒に楽しく作業できるはず。
クッキー型をいくつか用意しておき、子供の好きな形にすると盛り上がりますよ。味を変えたいときはイチゴジャムを加えたり、ココアパウダーを入れたりすると、バリエーションを増やすことができます。

まとめ

2歳でもお手伝いできる料理レシピをご紹介しました。どれも実際に2歳児と一緒に作ったレシピなので、子供がお手伝いに興味を示したら一緒に作ってみてくださいね。

料理を一緒にすることで、子供とコミュニケーションをとることができます。2歳だと「ご飯を食べてくれない」と悩むママも多いですが、自分で作った料理の味はことさらおいしく感じるはず。食育という点でもお手伝いは効果的なので、この機会に親子で料理にチャレンジしてみましょう!

ABOUT US
【監修】久保田 由華久保田 由華
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。7000ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。