0歳からの習い事は早い?選び方や習い事から学べるポイントを解説

習い事 0歳

子どもの習い事を検討するママも多いですが、実は習い事は0歳から始められることをご存じですか?「まだ赤ちゃんなのに大丈夫?」と思う方もいるかもしれませんが、0歳の習い事は子どもにとってもママにとってもメリットがあります。

今回は0歳から始める習い事には何があるのか、0歳の習い事を始める前にチェックするポイントなどをご紹介します。

この記事は以下の方におすすめです
  • 0歳児を育児中のママ
  • 周りが習い事を始めて気になっているママ
  • 0歳の習い事には何があるのか知りたい方
この記事では以下の情報が得られます
  • 0歳から始められる習い事の詳細
  • 0歳の習い事の雰囲気
  • 習い事を始める前にチェックしたいこと

0歳から習い事はできる?0歳習い事の目的とは

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まずは0歳から習い事はできるのかを考えていきましょう。

0歳というと「まだ何もできないのでは?」と思う方も多いですよね。その中でどんな目的で習い事をするのかをはっきりさせておくと、わが子に合う習い事を見つけやすいです。

0歳からの習い事をする子は多い?

Webサービスメディア「カジナビ」が2021年に行ったアンケートによると、0歳から何かしらの習い事をしている子どもは全体のおよそ17%だとわかりました。0歳から習い事ができるのは確かですが、決して多くないことがわかります。

0歳の子の発達は月齢でも大きく異なり、出産の状況によってはママも余裕がないことも多いです。そのため、「必ずしも習い事をするべき」とは言えず、生活や育児に余裕があれば意識してみるだけでもよいでしょう。

0歳の習い事ってどんな感じ?

0歳から習い事をするにあたって「どうせ大きくなっても覚えていないのでは?」「早すぎるから子どもがかわいそう」という思いもよく聞かれます。

習い事というと英語や学習塾など、早期教育の面が注目されがちですよね。確かに0歳から始めると学習が身に付きやすくなるかもしれませんが、0歳の習い事はほとんど勉強を目的としていません。

0歳の習い事は、一緒に通うママが主導します。基本的に親子で参加するため、学習というよりも親子間のコミュニケーションや発達を促す目的が大きいです。ママ自身も家庭から離れて、他のママとの交流やリフレッシュをするために活用すると、負担になりにくいかもしれません。

0歳からの習い事、選ぶ基準とは?

親子参加が基本の0歳からの習い事。そのため、習い事を選ぶ基準は「子どもが興味を持っているか」ではなく「ママが無理しない範囲でできているか」でOKです。

交流といっても子ども同士のコミュニケーションができるのは、まだまだ先のこと。ママが中心になって習い事を選び、子どもが教室の雰囲気に慣れるかどうかで選びましょう。

まずは習い事の見学から始めて、なじめそうかどうかをチェックするのも大切です。親子参加になるため、送迎時間はどの程度かかるのか、移動手段なども考慮すると習いごとを続けやすいです。

0歳からできる習い事まとめ

0歳からの習い事は、意外と種類豊富。ここでは0歳児からできる習い事の中でも人気のものをご紹介します。

どんなことをするのか、習い事ごとに持つ効果なども合わせてチェックしていきましょう。

ベビースイミング

0歳から始められることでも有名な水泳。ベビースイミングは水に慣れることを目的とした短時間のレッスンです。

幼少期から水に触れておくことで、幼稚園や小学校に上がっても水を怖がることは少なくなるのだそう。日常生活でも、お風呂に慣れやすくなるため人気の習い事です。

ベビーマッサージ

子どもとスキンシップが取れるベビーマッサージ。講師の方から直接教わることができ、自宅でも実践しやすい人気の習い事です。

ベビーマッサージは腰が据わっていない子でも参加できるため、月齢にかかわらず始められるのも嬉しいポイントです。子どもにとってはリラックス効果もあり、ママもリフレッシュできるので癒しを求めているママにもおすすめできます。

リトミック

リトミックとは、リズムに合わせて体を動かすなど、音楽を遊びとして取り入れたトレーニングを指します。小学生のリトミックには音楽的効果を期待するものが多いですが、0歳のリトミックはママが子どもを抱っこして参加するものが中心。

音楽に合わせて子どもを抱っこしたままジャンプしたり、動きを止めたりとママと楽しくスキンシップが取れます。ピアノの音に合わせて歌も楽しめるため、こちらも覚えると自宅の遊びに幅が広がるのが嬉しいポイントです。

ベビー英会話

ベビー英会話は一般的な英語教室と異なり、座学はなく音楽やリズム体操などで楽しく英語を学びます。英語の歌を歌うこともあり、手遊びなどで英語に触れる形が中心です。

ママも一緒になって楽しむことができるため、親子のコミュニケーションも促せます。今幼児教育や小学校の授業でも英語が注目されており、英語を習うきっかけとして活用するのもおすすめです。

0歳からの習い事を始める前に考えておきたいこと

ワーママ

0歳から習い事ができるといっても、気になるのが「本当にうちの子は習い事できるのかな?」という点です。まだ早すぎるのかも、と悩むママの声もたくさん聞かれます。

そこで、0歳からの習い事を始める前に考えておきたいことをまとめました。一つずつチェックしていきましょう。

親子ともに無理をしていないか、生活リズムに合っているか

0歳からの習い事をする家庭は多くありません。また、0歳というとママも育児で大変な時期です。

習い事をすると親子ともに気分転換もできますが、毎日寝不足が続き育児で手一杯という場合は、無理にさせなくても大丈夫です。習い事の内容によっては、歩けるようになってからのほうが楽しめたり、ハイハイができてからを推奨するところだったりと子どもの成長具合でも選び方は変わってきます。

お昼寝のリズムなどもあるため、生活に無理のない範囲で選ぶのがおすすめです。

送迎方法や予算など

0歳の習い事はそう頻度は高くないものの、送迎手段や予算もチェックしておきたいポイントです。必ず予算に収まるところにし、送迎しやすい場所にあると続けやすいでしょう。

親子で参加するため、ママのスケジュールも確認しなくてはなりません。何よりママが通いやすいと思うところにするのが大切です。

教室の雰囲気、口コミもチェック

習い事はあらかじめ見学ができるため、雰囲気や対応の仕方もチェックしておきましょう。

SNSでは口コミを見つけることもできます。口コミは主観がどうしても入ってしまいますが、使い勝手や一緒に受けるママの雰囲気などをあらかじめ確認すると安心です。

まとめ

0歳からでも始められる習い事。習い事は勉強や知識を身につける目的ではなく、ママとのコミュニケーションやママのリフレッシュ、子どもの発育を促すために行います。

基本的に親子で参加するため、選ぶときにはママのリサーチも大切です。無理に習う必要はありませんが、少し育児の息抜き時間を作ったり、ママ同士での交流の場にしたりと習い事を有意義に活用してみましょう。

【参考】

0歳の赤ちゃんに習い事は必要?おすすめも解説 | コエテコ

【月齢・年齢別】赤ちゃんにおすすめの習い事5選! | コエテコ

0歳の赤ちゃんからできる習いごと8選!早すぎない?メリットは? | 子供の習い事の体験申込はコドモブースター

ABOUT US
【監修】久保田 由華久保田 由華
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。7000ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。