ママ友付き合いがうまくいく秘策5選!ママ友に疲れないために

ママ友付き合い

みなさんはママ友がいますか?ママになりたての方は「これから作らなきゃ」と張り切っていたり「子供が幼稚園に通っているから、保護者同士でママ友グループがある」というママもいますよね。

ママ友は育児の強い味方。ママ友になら気兼ねなく悩みを打ち明け、共感してもらえるのでママにとって良い存在です。しかし、近しい関係だからこそママ友トラブルが起きてしまうことも。

今回はそんなママ友付き合いを円滑にするために、とっておきの秘策を5つご紹介します。メディアで取り上げられるようなママ友トラブルを回避して、自分にとって心地よい人間関係を築きましょう。

育児の強い味方ママ友。でも悩みも多い…

ママ友 連絡

同じ子供を育てるママ同士だからこそ、悩みや愚痴に共感してもらえやすいです。ママ友は時に育児の強い味方になるのですが、「ママ友との付き合い方に悩んでいる」「ママ友って難しい…」と感じる方も。

まずはよく聞かれるママ友関係の悩みを考えてみましょう。

ご近所さんだけど気が合わない

ママ友の悩みでも多いのが、お隣さんや同じマンションなどご近所さんのママ友と気が合わないことです。

ママ友というのは「保育園」「小学校」と進級したり子供の通う園・学校でも変わってきます。そのため、基本的には一時的な付き合いなのですが、ご近所さんだとそうもいかないはず。毎日顔を合わせるからこそ、上手く付き合えなかったり苦手意識を持っていたりすると憂鬱になるでしょう。

例え仲良くなりたくなくても、「ご近所さんだから」という理由で無理に合わせてしまうママも多いです。

ママ友と仲良くしないと子供にも影響が…

ママ友付き合いは少し苦手。そう思っているママも実は多いです。けれども、「幼稚園のあとママ友グループと一緒に公園に行く」「子供同士が仲良いからママ同士も仲良くないと…」とママ友に自分を合わせる方もいるかもしれませんね。ママ友がいないと子供の交友関係にまで影響するかもしれない、と気を張ることで疲れてしまうケースも多いです。

また、ママ友がいなくて焦る方も「私がママ友がいないから、子供も仲間外れになるかもしれない」と不安に思っているかもしれません。実際にはママ友と子供の人間関係はまったく影響し合いませんが、ママ友とは「子供ありき」の関係であるために気になる方も多いのは頷けます。

そもそもママ友ができない!

雑誌やメディアでは「ママ友に悩み相談をすると良い」「たまにはママ友とランチをして息抜きを」など育児のアドバイスが見られることがあります。もし、ママ友がいないのなら「早く作らなきゃ!」と焦ってしまうかもしれませんね。

確かにママ友はいると心強い存在です。しかし、誰しもがママ友がいなくてはならないわけではなく、ママ友とあまり交流はないけれどストレスなく育児をするママだっています。むしろママ友トラブルを避けるために、「ママ同士の交流は最低限に」と決めている方だっているくらいです。

ママ友とは頑張って作るものでもなく、一生懸命に相手に合わせるものでもありません。ママ同士なので共通の話題はたくさんあるため、時間をかけなくても気の合うママ友とはすぐ仲良くなれるものです。まずは焦らず「いつか気兼ねなく話せるママ友ができたらいいな」と気楽に構えてみてくださいね。

ママ友付き合いがうまくいく秘策5選

ママ友 付き合い方

悩みも多いママ友付き合い。また、SNSやネット上にはよく「ママ友トラブル」が取り上げられています。そのために「ママ友とうまく付き合えるのかな?」「何か問題が起きたらどうしよう。ママ友ってなんだか怖いかも」とネガティブな印象を抱く方も多いかもしれません。

そこで、ママ友付き合いがうまくいくためのポイントを集めました。全部で5つにまとめたので、これからママ友を作りたい方や今ママ友との距離感で悩んでいる方は、参考にしてみてください。

ママ友と“適度な距離感”を作る

ママ友付き合いに疲れている方は、ママ友同士の距離が近すぎることはないでしょうか?

  • 幼稚園の送り迎えで出会ったら、小一時間お話しないといけない
  • 毎週親子で公園に誘われて、家族の時間がなかなか取れない
  • 金銭的にも時間的にも余裕がないのに、ママ友ランチ会に頻繁に参加しないといけない

など、ママ友との付き合い方に「○○しないといけない」と窮屈さを感じ始めたら、ママ友同士の距離が近すぎる証拠です。

そもそもママ友とは、子供ありきの存在。決して「ママ本人と仲良くなりたくて友達になった」わけではなく、「子供同士の関係を見守る保護者としての付き合い」です。深く仲良くなったママ友とは確かにずっと一緒にいても楽しいかもしれませんが、ママ友とは子供がいなければ知り合わなかったはずです。

ママ友とは適度な距離を置き、あくまで主役は子供の交友関係であることを認識しておきましょう。すると、深すぎず浅すぎずの関係が築けるため、ママ自身のストレスも軽減されることがあります。

自分に無理をさせない!

「子供のために、ママ友をたくさん作らなきゃ」と考えていると、いつか無理がやってきます。人間関係に疲れてしまい、ちょっとしたことでストレスを感じるようになると、ママ友に苦手意識を持ってしまいますよね。

ママ自身が「この人とは付き合いたくない」と思ったら、無理にママ友でいる必要はありません。子供の人間関係や誰と仲良くなるのかは、子供が決めます同じようにママ自身も、誰と付き合って誰とママ友になるのかは選んでも良いのです。

辛い思いをする前に、自分に無理はさせないようにしましょう。会話の中でなんだか引っ掛かると感じるママ友から離れることで、余計なトラブルにも巻き込まれずに済みます。

ほどよく自分をさらけ出す

仲良くなりやすいママ友というのは、ほどよく親しみやすい人柄の方です。みなさんもガードが固く、話しかけずらいママとは「仲良くなるのが難しいかも…」と感じることはないでしょうか。

ママ友に対して「良い顔」「良いママ」を見せても、メリットはあまりありません。たまには育児も疲れるし、パパの愚痴も溜まっちゃうような、そんなありのままのママの方が親しみやすさは湧くでしょう。

初対面で愚痴ばかり言うのはNGですが、ママ友と「もっと仲良くなりたいな」と思う場合は、ほどよく自分をさらけ出しても良いのかもしれません。程度は気を付けるべきですが、頭の片隅に少しだけ置いておくとママ友付き合いがスムーズにいきます。

LINEのやり取りもほどほどに

ママ友 ランチ会

ママ友付き合いの中で「疲れる」「トラブルになる」のがグループLINEでのやり取りです。LINEなどのメッセージツールは使い勝手がよく、気軽にメッセージを送れるので便利ですよね。しかし、何度もやり取りしていると返事をするのが面倒に思えたり、反対に返事がこないからといって「嫌われているのかな…」と不安になったりします。

LINEの交換は良いことですが、あくまで「連絡手段」と捉えてやり取りはほどほどに。グループLINEでは個人的なお話は控えて、LINEのやり取りをゆっくり行うなど、自分なりのペースで交流できるようにするのがおすすめです。

ママ友いなくても大丈夫!たまには「ママ」から離れて息抜きを

ママ友付き合いは疲れるし大変。でも、ママ友がいると確かに心強いものです。ただし「ママ友はいなくて大丈夫」であることを忘れないでください。

私も子育て中のママではありますが、べったりと付き合うママ友はいません。さらに幼稚園では保護者会役員も務めています。例え「子供の行事でママの出番が多い」という場面があったとしても、仲の良いママ友がいなくて困ったことはないのです。

ママ友付き合いに疲れている方は、ほんの少し「ママ」から離れてみても良いかもしれません。やはり子供の関係やたくさんの人と交流するママ友付き合いは、向き・不向きがあります。

ママから離れてママ友ではない友人とお出かけしたりお話したり、一人の時間を作っても良いかもしれません。ほどよくママ友付き合いをするためにも、自分のことを大切にしてくださいね。

まとめ

疲れる、大変というイメージもあるママ友付き合い。けれども、ママ友との付き合い方のコツを押さえると自分にとって心地よい人間関係が築けます。

ママ友の関係はあくまで「子供が主役」。ママ同士のトラブルを避けるためにも、ほどよく距離をとって大人同士の対応を心がけるようにしましょう。

【参考】

ママ友との関係にストレスを感じる瞬間とは?上手く付き合う方法10選 – chokomana

ママ友との上手な付き合い方を紹介。疲れる原因と付き合い方を知って毎日を楽に!  保育のひきだし ~こどもの可能性を引き出すアイデア集~

ABOUT US
【監修】久保田 由華久保田 由華
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。7000ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。