子どもの好奇心についてお伝えしてきた当ブログですが、今回はその「好奇心を継続する」ことに着目します。
物事に取り組む意欲ややる気の源にもなる好奇心ですが、子どもはもちろん大人にも大切な要素です。また、好奇心旺盛なのは子どもの特徴とも言われていますが、これが継続できるかは環境に左右されます。
そこで、好奇心を継続するために大切なポイントを7つに分けて、ご紹介します。子どもとの向き合い方の参考にしてみてくださいね。
本記事はイアン・レズリー著「子どもは40000回質問する」を参考にしています。
- 子どもの好奇心を継続したい方
- ママ自身も好奇心を持って生活したい方
- 好奇心とは何か詳しく知りたい方
- 好奇心を継続させる方法
- 好奇心を継続させる方法を踏まえた子どもとの向き合い方
- 大人の好奇心を持つ方法
成功体験後も探求心を持ち続ける

好奇心を継続すると、大人でもビジネスが成功したり生活が楽しくなったりと、生きるために大切な要素がたくさん詰まっています。そこで、歴史的な成功者から学ぶ「好奇心を持ち続けるには成功後が重要」という点をまずは注目してみましょう。
「これが成功したらこっちはどうかな?」
テクノロジーの最先端を研究し続けたスティーブ・ジョブズや、今でも人気のアニメーションを生み出したウォルト・ディズニーは、まさに「成功後も好奇心を持ち続けた人物」です。どちらも代表作や業界への貢献をし続けた人物であり、代表作は1つにとどまりません。
これらの成功者から学べることは、「成功にあぐらをかかない」こと。好奇心が満たされたからそれで終わりではなく、「じゃあこうしてみたらどうなるんだろう?」と模索し続けると好奇心は継続されます。
分野外にも目を向ける
もう一つ重要なのは、一つの分野に絞らず好奇心を発揮することです。例えば、子どもが「絵を描くことが好き」なら、つい同じ分野であるおうち遊びや工作などを続けて与えていないでしょうか?
ここで好奇心を続けるためには、「似たようなもの」を避けるのがポイントです。例えば、外に出て絵を描いてみる、自然にある枯れ葉や海岸の砂、貝殻などを使ってアートに挑戦するなどの取り組みは、子どもの好奇心が「外遊び」にも向かい、知見を広げることができます。
知識のデータベースを構築する
次は、知識のデータベースを構築することです。少し理解しにくい言葉かもしれませんが、わかりやすく解説します。
知識を集め続ける
まずは知識を集め続けることです。データベースとは、データの集まりのことを指します。日々小さな疑問はたくさん生まれますが、それらを調べるついでに関連知識も集めてみましょう。
子どもが好奇心を向けるものには、「同じものばっかり」と大人が呆れることもしばしばあります。それでも小さな知識はその後活きることがあるため、可能な限り応援してあげたいですね。
アイデアがひらめく仕組みとは?
「子どもは40000回質問する」では、アイデアは突然湧いて出るものではないと言います。これまでの知識や経験を活用し、新しい物事を考えだすことができます。
アイデアが湧いてくると、子どもも大人も好奇心を継続しやすいです。そのため、学校や自主学習などで知識を蓄え続ける必要があります。
「専門的」と「堅実的」を両立させる
次も少し難しいことですが、専門性と堅実性を両立させることです。以下から、詳しく見ていきましょう。
キツネとハリネズミ
キツネは賢く、さまざまなことができます。一方でハリネズミは一つのことに特化し、正確に行動できる生き物です。
好奇心を継続させるためには、さまざまなことができる技術力のあるキツネと、ハリネズミのような堅実さ両方が必要になります。具体的にいうと、広い視野を持つことは好奇心を続けるために大切な要素です。
子どもの「広い視野」を認めよう
子どもは好奇心旺盛ですが、1つのことに夢中になったと思ったら、次の日には違うことに興味を持ちます。成長しても「将来の夢」がしっかり決まっている子は少なく、学校などでさまざまな経験を通してどんな道に向かいたいかを決めていきます。
「もう飽きたの?あれほど好きだったのに!」とママは口を出してしまいそうになりますが、子どもの好奇心を続けるためには広い視野を認めてあげましょう。専門性は次第に定まっていくため、根気強く向き合うことが大切です。
自分の「なぜなぜ?」を大切に

なぜなぜ?と子どもから質問されたママは多いですよね。このなぜなぜ?は好奇心が生まれるポイントです。
子どもの「なぜなぜ期」は重要な要素
子どもの「なぜなぜ期」に悩むママも多いのですが、実はなぜなぜ期は重要な要素。子どもがさまざまなことに注目し、疑問を言葉にするタイミングです。
このとき、大人は子どものなぜなぜ?に可能な限り向き合いましょう。また、大人も「なぜなぜ?」の気持ちを持つことは大切です。
大人でもなぜなぜを大切に
好奇心を継続するためには、自分の中で疑問を持つことが欠かせません。疑問やわからないことがあれば調べ、行動するため、次々に好奇心を満たすことができます。
子どもの疑問や質問は大人の倍ほどもありますが、ママ自身もこうした疑問を積極的に持つようにしましょう。すると自分の中で考えることが普通になり、好奇心も生まれやすくなります。
手を動かして考える
手を動かして考えるのも、好奇心や集中力を続ける方法です。詳しく見ていきましょう。
書いてノートにまとめる、気になることをやってみる
まずは浮かんだ疑問を書いてノートにまとめたり、気になることをやってみましょう。大人だからといって遠慮する必要はありません。
子どもの好奇心に答えるために、ママから行動してみるのも一つの手段です。そのうちに、「実際にやってみると好奇心は続く」ことがわかります。
子どもにはたくさんの体験を与えよう
手を動かすとわかることがたくさんあり、さらに記憶にも残ります。そのため、子どもが「なぜなぜ?」を投げかけてきたとき、実際に一緒にやってみて疑問を解消するのもおすすめです。
子どもにはたくさんの体験をさせてあげましょう。先ほどの知識のデータベース構築にも影響します。
「何もしない」のも大切な要素
これまで何かの行動を推奨してきましたが、一方で「何もしない」のも大切な要素になります。
生活の中の余裕と遊び
「何もしない」と何が起こるかというと、ゆっくり疑問を考えることができます。例えば子どもと向き合う時間ができたり、遊んだり何かに取り組んだりできるのも生活に余裕があるからです。
好奇心を継続させるには、心と時間に余裕が必要です。最近スケジュールを詰めすぎているのかも…と思ったら、一度立ち止まってみるのもおすすめです。
「退屈」をどう「面白く」できるか
また、何もできず退屈になる瞬間は好奇心を鍛える場面です。例えば外食時に料理の提供を待っているとき、この退屈をどう面白くできるかを考えるだけで、好奇心を刺激します。
難しい課題は「ミステリー」に変えて

最後は、難しい課題をミステリーに変えることです。以下に詳しくご紹介します。
ミステリーとは?
ミステリーとは、「少しの謎と次に何が起こるかわからないワクワク感」のあるものです。このポイントは、「わかりそうでわからない」「ヒントや手がかりが与えられている」ということ。完全な謎ではない点です。
好奇心を継続するにも、「あと一歩何かがわからない」「けれども判明していることも多い」という状況が最も望ましいとされています。
子どもの疑問にも「わくわく感」を大切に
子どもに好奇心を持って欲しいから、敢えて難しい課題を与えるのはNG。また、なぜなぜに対する答えも「これしかない!」と選択肢を与えないのも避けたほうが良い返答です。
子どもの疑問にも「こうしたらどうなるかな?」「ママはこうだと思うけど、あなたはどう?」とワクワク感を持たせましょう。課題をミステリーに変えるだけで、子どもの好奇心は持続できます。
まとめ
好奇心は育児において大切な要素。しかし、子どもの好奇心を育むには、ママ自身が向き合い方に工夫が必要です。
本記事を参考に、ぜひ子どもの好奇心を理解し、ママ自身も「好奇心旺盛な大人」である姿を目指してみましょう。
【参考】














