育児ストレスで腹痛・頭痛…。ママの体調不良の治し方とは

育児ストレス 腹痛

「子どもはかわいいと思えるはずなのに」「育児が楽しくない。私って向いていないのかな…」

そう悩むママは、想像以上に育児ストレスが溜まっているのかもしれません。

育児中は忙しさと大きな責任感、思い通りにならないことばかりでママはストレスフルな状態です。そんな中、育児ストレスによって腹痛や頭痛に悩まされる方も多いでしょう。

今回は育児ストレスと体調不良の関係性について、治し方や育児ストレスの原因、どうやって育児中にストレスを解消していくかを一緒に考えます。今お悩みのママは、ぜひ参考にしてくださいね。

育児でストレスフルに!育児ストレスの原因とは

ママ 体調不良

思い通りにならない育児、子どものお世話で自分の食事や睡眠もままならない…。ママの毎日は自分が思った以上にストレスがたくさん溜まっています。

このストレスを「育児ストレス」「子育てストレス」とも呼びますが、なぜ育児中にイライラしてしまうのか原因を考えてみましょう。

睡眠時間や食事も満足に取れない

特に乳児期の赤ちゃんと過ごすママは、昼夜問わず授乳が必要でろくに睡眠もとれません。手のかかる子どもと暮らす以上、自分の食事も適当に済ませがちですよね。

仕事がどんなに忙しくても、ひと呼吸つく時間はいつかはやってきます。しかし、育児というのは休憩はなく24時間365日続くものです。

こうした育児に没頭するママは、疲労も溜まりやすく同時に育児ストレスも多大に受けている状態と考えられます。

自分の時間がない

育児をしているとまずは子ども優先の毎日で、ママの好きなものを食べることや好きな場所に出かけること、子どもがいなければ当たり前のようにできていたことが一切できなくなります。自分の時間がなくなると、心にも体調にも余裕がなくなりがちです。

最後にママが子ども抜きで出かけたのは、いつのことでしょうか。自分の時間が極端に少ないママは育児ストレスもたまりやすいと思っておきましょう。

また、周囲からうまく協力を得られているママでも、自分の時間が結局は取れていないこともあります。「私は両親と暮らしているんだから贅沢は言えない」と思い込むあまり、すべてを我慢していることだってあるでしょう。今一度、自分一人の時間=育児から離れる時間が取れているかどうかを考えるのをおすすめします。

育児の負担が大きい、強い責任を感じる

育児は単純に作業が多いのではなく、子どもと暮らすには常に子どもの命を預かる責任感が伴います。小さな子と家で過ごすだけなんだから簡単でしょう?と見られがちですが、お散歩に行くにも子どもを守り、子どもの食事を用意するにも栄養バランスが気になり、子どもの体調やまだできていない離乳食やトイトレなど、育児のどのシーンをとってもママには大きな責任が掛かった状態です。

この責任の重さは、時には強い育児ストレスになることもあります。パパに何かを代わってもらいたくても「パパが信用できない」と責任感の強いママもいるため、自分の気持ちに折り合いがつかないのも困ってしまうポイントです。

育児ストレスで腹痛、頭痛がある。治し方とは?

自我

育児ストレスが溜まり、頭痛や腹痛が起きてしまうママ。体調不良からのストレス増加もありますし、反対にストレスが原因で体調不良につながることもあります。

このように心と身体は密接につながっているため、どちらも早急に治す必要がありますよね。ここからは育児ストレスがどのくらい溜まっているかを調べるチェックリストと、治し方をご紹介します。

無意識に溜まる育児ストレスのチェックリスト

育児ストレスが溜まったとしても、ほとんどのママは自覚がありません。そこで、自分で気づけるチェックリストを作成しました。

  • なんとなく身体が重い、何かをする意欲がない
  • 腹痛や頭痛などがある
  • 寝つきが悪い、朝早く目が覚める
  • 食欲がない、体重が落ちた
  • 人と出会うのが億劫、外出する気分になれない
  • 手足が冷たい、以前よりも汗をかくようになった
  • 感情の起伏が激しい

これらの症状はストレスが原因のうつや育児ノイローゼなどの初期によくみられるものです。当てはまる項目が多ければ、ストレスを多くかかえているとして早めに対策を取りましょう。

まずは市販薬に頼って

腹痛や頭痛がある場合、よく「薬を飲んだら効果が少なくなる」と言われることがあります。しかし、これには科学的根拠がありません。

我慢して服薬をしないのではなく、すぐに市販薬で痛みを押さえましょう。痛みを感じない時間さえあれば身体の過緊張も取れ、体調が回復してストレスも少なくなります。

育児中は自分のことを後回しにするママは多いので、自宅に自分に合う薬をいくつか常備しておくと安心ですね。ドラッグストアでも薬剤師に薬の相談ができるため、気になる方は一度専門家に聞いてみるとよいでしょう。

ずっと治らない体調不良は迷わず病院へ

市販薬も効かないしどうしようもない…という場合は、病院を受診しましょう。大きな病気の前兆である可能性もゼロではなく、放置しておくと取返しがつかないこともあります。

育児の方が大切だからといってママの生活をないがしろにするのは、実は子どもにも悪影響を及ぼします。腹痛や頭痛で悩むあまりイライラを子どもに向けないためにも、1度自分の身体としっかり向き合う時間を作るのが大切です。

育児ストレスを溜めないために。ママができること

9歳の壁

腹痛や頭痛の原因にもなる育児ストレス。育児には大なり小なりストレスがあるもので、完全にイライラや身体の不調をゼロにすることはできません。加齢とともに体調不良も少なからず増えるため、仕方のないこととはいえ育児ストレスは絶対に放置しないようにしましょう。

そこで、最後に育児ストレスの解消法をご紹介します。

上手にガス抜きをする

育児ストレスの大きな原因として、「ママ一人が抱え込んでいることにあります。育児のちょっとした悩みや不安を安心して打ち明けられる人は周囲にいるでしょうか。多くの場合パパになりますが、パパが仕事で忙しく取り合ってもらえなかったり育児に理解がなかったりすると、余計にストレスは溜まってしまいます。

育児の相談は、自治体や病院から適切な窓口が用意されています。ママ向けの心理カウンセリングもあるため、自分に合うと思ったら利用してみるとよいでしょう。

また、育児の愚痴はママ友やSNSの知り合いに話すのでもOK。愚痴は長く話し続けると余計に心のもやが深くなってしまうため、短時間だけで切り上げて「とにかくお話を聞いて欲しい」「ありがとう、これで終わり!」と区切りを付けて友達に話してみましょう。

たったこれだけで気分がすっきりすることもあります。

たまには育児から離れる

たまには育児から離れて、ママ一人の時間を作りましょう。子どもが園や学校に通う時間で一人ご飯を楽しんだり、託児所を利用して自分のために時間を使ってもかまいません。

育児ストレスは子どもから適度に距離を持つことで、緩和することがあります。ただし、たった1度きりの一人時間ではなかなかストレスはなくならないため、可能な限り定期的なママのお休みを作る必要があります。

ママだけの趣味を見つける

育児だけに集中するのも良いのですが、誰にも縛られない趣味があると生きやすさがぐっと増します。趣味があれば「私には愚痴を聞いてくれるママ友も、協力的なパパもいない」と孤独感を受けることもありません。

趣味は育児中でも気さくにできる、塗り絵などの絵画やダイヤモンドアート、映画や読書などがおすすめです。自宅でもできるヨガも立派なスポーツという趣味のひとつで、こだわってやってみると夢中になれるかもしれません。

ママが楽しい、ストレスを感じないと思う時間を増やすことに注力してくださいね。

まとめ

子どものためにと育児ストレスを放置しておくと、腹痛や頭痛の原因になることも。また、子どもの笑顔のためにはママの笑顔を守ることが第一です。ちょっとした体調不良でも無視せず、自分の育児ストレスとできる限りで向き合ってみましょう。身体の不調を治すと、より毎日が楽しく過ごせます。

【参考】

なぜ育児ストレスがたまる?その原因とは?育児でストレスが限界になる前に専門家が解消法を教えます!|Like U ~あなたらしさを応援するメディア~【三井住友カード】

【セルフチェック】親の笑顔=子どもの笑顔。育児ストレスの上手な解消法を見つけよう – いしど式まとめ

ママたちの過酷なストレス症状!「ストレスのサイン」を見逃さず、早めのケアを | ママスタセレクト

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ABOUT US
【監修】久保田 由華久保田 由華
公認心理師、臨床心理士。
NY州立大学にてメンタルヘルスカウンセリングの修士号修得。NYCのNPOにてアシスタントサイコロジストとして勤務後帰国。
大学、クリニック、心理相談室等で勤務。7000ケース以上のご相談を担当。

心の相談室こころラボを設立し、カウンセリング以外にも子育てママのためのセミナーやスクール、ママのためのオンラインコミュニティを運営。