【9つの知能】子どもの知能を伸ばすアプローチ【からだ編】【後編】

先日は「9つの知能」の「からだ」のハイハイについての大切さをお伝えしました。
本日は、それ以外の手指の動きに注目した「からだ」の知能の伸ばし方についてお伝えします。

まず、お勧めなのは

折り紙遊び

折り紙は手指を鍛えられるうえに想像力・創造性・色彩感覚・計画性・空間認知能力なども鍛えることが出来る遊びです。

0歳の赤ちゃんはまだ折って何か作るということは難しいですが
折り紙を破ることくしゃくしゃにすること一枚つまもうとすること
こういったことで手指が鍛えられてきます。

少し細かい作業が出来るようになってきたら折ってから折り目に「アイロン」をかけること。

アイロンかけが上達してきたら角を合わせてからアイロンをかけること
そして基本的動作が出来るようになってきたらママと一緒のものを作るお手本のように折ってみるという高度なスキルを鍛えていくこともできます。

手指の動きというのは脳に直結しています。
様々な物が便利になっている現代。手指を使う機会がどんどん失われています。

家の鍵は「回して開ける物」でしたが、
我が家はカードキーになって「ピッとかざすだけ」になってしまっています。
自転車の鍵も、リモコンがカバンに入っていると電源を入れた時に自動で開錠するようなオートアンロック機能がついています。
ドアノブや蛇口もひねるものは少なくレバーを押したり引いたりするだけのより単純な動きで使えるように世の中はどんどん便利になっています。

こんな便利な世の中だからこそ子どもの遊びに意識して能力を伸ばす要素や脳を刺激する要素を取り入れていく必要があるのです。

手指のつまむ、ひっぱる、ひねる、などの動きを取り入れる遊びには、他にこんなこともあります。
・紐とおし(紐にビーズなどを通す遊び)
・レンゲやトングを使った遊び(お皿の中のお豆やふわふわボールを違うお皿へ明け渡しする遊び)
・積み木遊び・瓶などの蓋の開け閉め

細かい物をつまむというのは、指の細かい動きを調節する能力を伸ばす上で大切な動きになってきます。

小さいお子さんですと誤飲などが心配ですので、小さいものは避けてしまうママも多いかもしれませんがママや大人がきちんと見守って安全を確保しながら体験させてあげることは大切です。

ママの時間と気持ちのゆとりのある時だけでも構いませんのでぜひ、細かい物での遊びも取り入れてあげてくださいね。

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