先日、ご多忙ママからこんな相談を受けました。とにかく忙しくて家事がまわらない。
ストレス発散に子どもから離れたいけど週末に子どもを夫に預けるのは申し訳ないし、出かける時間があるなら家の片づけをしたい。
とのことでした。
私の個人セッションではその人が本当にどうしたいのか。
それを探るのを一緒にします。
人間はみな、自分の中に答えを持っているからです。
人から与えられたもの、他人の真似では本当にその人の望んでいる解決策ではないことが多いです。 その人の中にある解決策を一緒に探すのです。
カウンセリングなどを受けたことがない方はどんなものかイメージがつかず「有難い話をしてもらえるところ」「解決策を教えてもらえることろ」などとイメージをしている方もいるようですがそうではありません。
カウンセリングでは何らかの状況や環境や心の状態などが原因で一時的に発揮されていない本来持っているその人の力を発揮できるようにその人をサポートします。
その人が、自分らしく自分の人生を歩んでいけるようにサポートするこれがカウンセリングです。
さて、ご相談に戻り、 じっくりお話しを聞いた結果、本当はその方も自分の時間が欲しい!
と心の底では思っていることがわかりました。 それでも上記のように表面に出てくる 希望は「家事を終わらせたい」というもの。
なかなかママの本当の欲求って出しにくかったりするんです。
子どもがいるのにこんなこと言っていたら我が儘と思われるんじゃないか。
自分ってすごく自己中心的なんじゃないか。
そんな不安に襲われたり、
子どもや家族のために自己犠牲を払っている自分がとても素晴らしく見えたり。
でも、そうしているうちにどんどん苦しくなってしまうママがたくさんいるんです。
自分が苦しくなってしまうと、大切な子どもや家族にも優しくなれなくなってしまいます。
ゆとりない自分では、なかなか理想とする、思い描くような生活は出来ません。
そして自己嫌悪に陥ったり自信を無くしてしまったり。 そうなっていかないためにも、 自分の欲求をきちんとみつけて満たしてあげるって大切なことですよね。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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